7月5日(日)「阿弖流為」を初日に観劇する
日曜日なので休み。別に仕事もせずに午後まで過ごす。
午後は、娘をつれて、まず新宿へ。娘の時計の時間があわなくなっていたので、それを直してもらう。デジタル部分は電波時計なのに、アナログの方はそうでないというのがややこしい。それから、iPodに100円のイヤフォーンをさして聴いているので、いろいろと試聴させて上で、もう少しましなものを買ってやる。音楽に感動できるようになったと喜んでいた。いくらなんでも100円はない。
それから、東銀座まで地下鉄で行き、新橋演舞場へ。「阿弖流為」の公演を見るため。娘は、本当は勘三郎が好きな、勘九郎ファン。初日の最初の公演になる。筋書が1800円もしたが、かなり豪華で、これを買わないとちょっと楽しめないかもしれないと思った。客層が普通の歌舞伎とはまるで違い、お年寄りはいなくて、若い世代ばかり。
内容的には、めちゃくちゃで、阿弖流為が蝦夷の神を殺してしまって、そんなんでいいのかと思ってしまう。しかも、帝は実在しない。この世界は神も帝もいない、それこそ混沌として世界になってしまうはずだ。
ただ、立ち回りとか、中心になる染五郎、勘九郎、七之助の確固よさは相当に目立つ。亀蔵が得な役をやっていて、熊子の存在が光る。この熊子がいなかったら、かなり印象が違ってきたのではないか。最後は、観客一人ひとりひとりに配られた発光器が光って、カーテンコールに。歌舞伎ネクストだそうだが、たしかにそういうものかもしれない。
帰りは、妻ともおちあって、久しぶりに乃木坂の魚真。
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