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September 05, 2015

9月4日(金)実に充実した歌舞伎座秀山祭夜の部の「伽羅先代萩」

午前中は家で仕事。『殺戮の宗教史』の第9章を書き上げる。あとは、結論部分だけになった。

昼前にMXテレビのクルーがきて、インタビュー取材を受ける。牧師バンドと坊主バンドのコラボレーションについて、その背景などを解説する。来週の月曜日の夜の番組で放送されるらしい。

昼食後、SJSへ。新しい動きの相談をする。


Sdim4891


終わってから歌舞伎座へ。「秀山祭」の夜の部。「伽羅先代萩」の通し。政岡は玉三郎で、菊之助も沖の井で出ている。従来の秀山祭はひどく地味だったが、これでイメージがずいぶん変わった。松緑も染五郎も出ているので、これも違う。全体にこってりと歌舞伎を見せてもらったというそういう感想をもった。

玉三郎は、ここのところ年齢のせいか元気がなかったが、今回はまだはじまったばかりということもあり、気力も充実している。ただ、歌六の八汐は、人間としての恐ろしさがまだ出ていない。それが全体に影響し、かえって沖の井が目立ったりする。小槙の児太郎が、先月から急速に進歩しているようで、セリフで拍手をもらったりしていたのも印象的。

竹の間と御殿は、場面の様子も配役も似ているので、ちょっとそれでだれるが、松緑の荒獅子男之助が登場し、仁木弾正の吉右衛門が登場したところで、一気に目が覚めるような気持ちがした。弾正は実に不気味でいい。ただ刃傷では、凶器を体現する海老蔵ほどの怖さはない。染五郎の細川勝元が本当にさわやか。

というわけで、充実した秀山祭だった。


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