9月5日(土)歌舞伎座は昼の部ですさまじい『競伊勢物語』を見てヒデミ・スギノへ
昨日に引き続いて歌舞伎座へ。昼の部を見るため。今回の昼の部は、『双蝶々曲輪日記』の「新清水浮無瀬」と『競伊勢物語』という珍しい演目が並ぶ。どちらも見たことがない。
全体に面白かったが、すさまじいと思ったのは、『競伊勢物語』で、去年の「岡崎」のようでもあり、名作の「吉野川」のようでもある。残酷さが上演されない原因だろうか。「新清水浮無瀬」もけっこうおもしろかった。国立で通しでやったときに見ておけばいいと思った。この後「角力場」で「引窓」と続けば、物語がはっきりする。
「紅葉狩」の染五郎は、女形でもあまり違和感がないのは、上下女に挟まれた育ちだからだろうか。ただ、一般の女形に比べて、鬼女が意外に弱い。松緑と仲がいいのだろう、この二人が躍ると楽しい。
幕間に2階ロビーで早野龍五さんに会う。ツイッターで来るのはわかっていたが、探さないでも自然と出会うのが不思議だ。昨日は東女の黒崎夫婦ともあったし、カメラマンは二階堂君で、こちらともあいさつした。
終わってから、東女前のアテスエと双璧をなすといわれる「ヒデミ・スギノ」に行ってみることにした。あまりケーキ屋がありそうな場所ではなかったが、ふつうは京橋側から来るのだろう。イートインでいただくが、アテスエと後味が似ている。値段は場所なのだろう、こちらの方がかなり高い。
東京駅の大丸で惣菜を買って帰る。
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