9月7・8日(月火)カルチャーで講座をやった都合で浄土寺へ行き南座で「あらしのよるに」を見る
月曜日は芦屋の朝日カルチャーセンターでイスラームについて考える講座をやる。その日は、神戸に宿泊。お盆の時とはうってかわって、ホテルも人が少なく静か。
火曜日は、朝ホテルを出て、小野というところへ。途中、10月の歌舞伎座のチケットを携帯でとろうとしたら、圏外になってあわてる。それほどの山の中を電車は通過していった。小野の駅からタクシーで浄土寺へ。ここには、快慶作の阿弥陀三尊像がある。国宝の仏さんはほとんど見てきて、残っているものは少ない。ここはその一つ。何しろ5メートルもあるし、お堂と一体なので、ここへこないとみられない。
ただ、残念なのは、西日が差し込む構造になっていて、そのときは仏さんが輝くらしい。また見に来なければと思った。
小野に戻り、延々と電車で京都河原町まで。2時間半も電車に乗った。京都南座の「あらしのよるに」の公演を見る。絵本が原作で、原作のことも知らないし、おおかみとヤギの話が歌舞伎になるのだろうかと思っていたが、これが面白かった。舞台と客席が一体化する芝居というのも、そうめったにあるものではない。松也は菊之助そっくりだが、獅童は、「ピンポン」のときのようで、特異なキャラクターが生きている。その点ではこの人歌舞伎の枠にはおさまりきらないのかもしれない。
満足して新幹線で帰る。
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