11月10日(火)国立劇場「神霊矢口渡」の芝雀のお舟は圧巻のでき
午後まで家で仕事。神の本の続きを書く。この章はだいぶできたが、次の章はどうしようか。
午後は国立劇場へ。先月「伊勢音頭」を見に行ったとき、眼鏡ケースを忘れてきたので、それを取りに行く。せっかく行くのだからと、「神霊矢口渡」を見る。
前半は、100年ぶりとか。吉右衛門が出るのは、「由良兵庫之助新邸の場」だけ。復活上演だけに、まだ整理されていないところが多いようだが、兵庫之助が直接客人と応対したり、南瀬六郎が立ったまま切腹するのは、いかにも不自然。吉右衛門も驚くほどセリフが入っていなくて、それも興をそぐ。7日目だというのに。
しかし、「頓兵衛住家の場」の芝雀のお舟が素晴らしかった。こういうかわいらしい役をやると、この人の右に出るものはない気がする。ほとんど一人舞台で圧巻。雀右衛門襲名に花を添える舞台になった。
2階で見ていたのだが、1階に早野さんらしき人を発見。頭の後ろしか見えなかったが、そうに違いないと、終わってから急いで席を立ち、1階へ。その通りで、ご挨拶。今月は二度も同じ舞台を見たことになる。
« 11月9日(月)打ち合わせが4件ありそのうち3件は新しい本のお話し | Main | 11月11日(水)『お経のひみつ』の見本が届き中学生に靖国神社について聞かれる »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 10月16日(水)『一個人』の歌舞伎の連載は神谷町小歌舞伎について(2024.10.16)
- 10月6日(日)土日で歌舞伎座の夜の部と昼の部を見る(2024.10.06)
- 9月6日(金)歌舞伎座夜の部は「吉野川」に「勧進帳」(2024.09.06)
- 9月3日(火)秀山祭空海の阿倍仲麻呂を見て改めて染五郎に「ラマンチャの男」をやってほしいと思った(2024.09.03)
- 8月17日(土)台風の中歌舞伎座で納涼歌舞伎を見る(2024.08.17)
« 11月9日(月)打ち合わせが4件ありそのうち3件は新しい本のお話し | Main | 11月11日(水)『お経のひみつ』の見本が届き中学生に靖国神社について聞かれる »
Comments