1月3・4日(火水)歌舞伎座夜の部と日光の取材旅行
火曜日は、歌舞伎座の夜の部。市川家の将来を担うであろう勸玄君の初お目見え。父親に手を引かれ、挨拶をしただけだが、いったいこれからどうなっていくのか。たしかに、「海のものとも山のものともわからない」状況ではある。
演目は、『元禄忠臣蔵』の「仙石屋敷」から。仁左衛門の大石蔵之助の一人芝居という趣。セリフだけで見せる、女形が全く出てこない地味な芝居。聞かせるが、最後が息切れしたというか、緊張感が続かなかったような気もした。
次は、『勧進帳』。幸四郎は現代劇のようでもあり、松緑の義経は能のようでもあり、その点でちぐはぐ。最後は、海老蔵初役の「河内山」。いつもとは違い質見世がなく、いきなり松江邸から。これだと河内山が化けていることがわからず、変な感じ。海老蔵の河内山はなかなか色っぽいし、この役にあっている。周りがもう少しよければ、さらに面白かったのではないか。
水曜日は、取材のために日光へ。二荒山神社から輪王寺、東照宮をまわる。ここには昔来たことがあるはずだが、大学生の時以来だろうか。ほとんど覚えていないのだが、久能山とはやはり似ている。まだ工事が進んでいるので、全体は見られない。いろいろと階段を上って疲れたが、平日だというのに相当な数の人。
帰りは駅まで歩く。途中、名物らしい羊羹とゆばを買って帰る。
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