12月15日(火)『殺戮の宗教史』の最終原稿を作り話題の『服従』を読む
一日家で仕事のパターン。
最初は、『殺戮の宗教史』の原稿、いよいよ刊行ということになったので、それに手を入れる。書いてから、フランスの同時多発テロがあり、それも盛り込む。このテーマがますます重要なことになっている。
その後、宗教とロックの原稿、第1章の第1節を最後まで書き上げる。ここだけでもけっこう大変だった。これからどうなることやら。さらに、日本人の神の原稿、新しい章に入り、最初の部分を書く。
話題になっている、ミシェル・ウエルベックの『服従』を読む。ヨーロッパのイスラム化という流れのなかで書かれた小説だが、文学というより通俗小説であり、ポルノでもある。背景はいろいろと複雑なものがあり、フランスにおける宗教観というものを理解しないと、なぜこのようなものが書かれたのか理解にしくいだろう。やはり、カトリック的な信仰へのあこがれがあり、それが、性的な幻想と結びついて、奇妙な形になっているともいえる。
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