無料ブログはココログ

Recent Trackbacks

« November 2015 | Main | January 2016 »

December 2015

December 30, 2015

12月30日(火)12冊の本を出した今年の我が家の10大ニュース

今年は、12冊の本を刊行しました。連載を含め書下ろしが8冊。対談本が1冊。監修が1冊。文庫化が1冊。英訳の慣習が1冊です。一応毎月一冊ずつ出た形になっていて、去年よりは1冊多い。来年は、おそらく、この1・5倍くらい出るんではないでしょうか。今、ゲラが家に2冊あるし、校了したのが1冊あって、おそらくもうすぐもう一冊ゲラが来るはず。これから入稿が二冊あって、3分の2以上書いたのが1冊あり、3分の1書いたのが2冊あるので、当面、かなりの勢いで出るはず。

Sdim5645


ついでに恒例の我が家の10大ニュース。

1 娘が中学の入学式で新入生代表として挨拶をする
2 娘がNHKの「スポーツ教室」に出演する
3 地下鉄サリン事件20年ではじめて関連のテレビ・ラジオ番組に出演する
4 夫はNPO法人の会長を退くが妻は別のNPO法人で積極的に活動を展開する
5 カマシ・ワシントンの公演を聞いて夫婦でぶっ飛ぶ
6 柄谷行人さんに『戦後日本の宗教史』を書評してもらったうえ今年の三冊の選んでもらう
7 娘が塾と部活で忙しく夏休みはお盆期間だけ
8 東京女子大で新たに「宗教史」の授業を担当する
9 代々木八幡宮での従弟の結婚式に一家で参列する
10 鴈治郎の襲名披露口上を夫婦で4回も聞く

12月28・9日(月火)まだ仕事納めにはならなかった

月曜日は、通常営業で、午前中は仏教の授業についての本、第8章を書く。それから、イスラム教についての本、第2章の冒頭5枚ほど書く。

午後は、ヒルズへ行き、3件の打ち合わせ。一件は、『殺戮の宗教史』のゲラを受け取る。これは、2月の末か3月の頭には出そう。

それから、一条信也さんとの対談の本の打ち合わせ。これは、編集者と。ついでに、別の本の話にもなった。最後は、週刊誌の宗教特集の話で、新宗教の系統図を作る作業を依頼される。

火曜日も、通常営業。昨日頼まれた系統図を作って、それを送り、あとはイスラム教の本、20枚ほど書くが、終わりきらない。よって仕事納めにはならなかった。

夜は、魚真で買った、毛ガニ、ウニ、真鯛の昆布締めなど。今年作った梅酒、梅が違うのか、とてもうまくできている。

娘の塾が5時半から9時半で、それから娘は夕食なので全体が遅くなっている。というわけで、12時過ぎに就寝。

December 28, 2015

12月27日(日)柄谷行人さんが『戦後日本の宗教史』を今年の三冊に選んでいただきピットイン50周年記念コンサートへ行く

朝日新聞の読書欄、今年の三冊で柄谷行人さんが、筑摩選書の『戦後日本の宗教史』を選んでくれた。この本、ここのところの仕事の集大成だけにうれしいことだ。

Sdim5637


午後、新宿へ。ピットインの50周年記念コンサートが、新宿文化センターであるので、それを聞きに行く。今日は2日目で、スペシャルバンドを含め、6組が出た。

やはり5番目の日野皓正クインテットになると、まるで空気が違ってくる。日野さんはやりたい放題に言いたい放題。ここで一気にテンションが高まり、最後は、渡辺貞夫さんをゲストにしたJ-Masters。峰厚介さんや村上寛さんは、僕が初めて聞いたジャズの生演奏のときのメンバー。あれからも45年が経っている。

それにしても、渡辺貞夫さんの音のきれいなこと。本人も昔より音がよくなったと言っていたが、確かにその通りだ。渡辺さんの生での演奏は久しぶりな気がした。

December 26, 2015

12月25日(金)Sumally Pocketはどうも使い勝手がよさそうで夜は「梶原放送局」に出演する

昼間は仕事。日本人の神についての本、怨霊の祀り方について考えてみた。最初、怨霊は神として祀られなかったが、菅原道真の場合には、天神と習合することで祀られるようになる。それは、大きな変化をもたらし、道真の生涯をなぞるかたちで、神の性格が善神へと変容していった。そこらあたりをまとめて、章を終えた。

Sdim5633

寺田倉庫が関係しているSumally Pocketというのに申し込んで、段ボールを送ってもらい、本などを詰めて集荷してもらったのだが、早々と送ったもののリストができた。これは、かなり便利そうだ。もっと使った方がいいだろう。

夜、代々木上原へ。駅近くのスタジオで、梶原さんの「梶原放送局」というニコ生などで配信される番組に出る。1時間半の出演だが、世界の、あるいは国内の宗教の現状やら、問題点やらを指摘していったら、あっという間に終わった。梶原さんとは久しぶり。昔「プレステージ」という深夜番組によく出させてもらったが、そのとき、8宗派の僧侶を呼んで番組を作ったことがあった。懐かしい思い出になる。

December 25, 2015

12月24日(木)クリスマスイブにプレゼントのビートルズを聞きながら『宗教消滅』の原稿を終わりにし鶏を丸焼きにする

クリスマスイブ。そんな日に書くのもなんだが、2月に出る予定の『宗教消滅』の本の原稿、おわりにを書き終えて、途中の章を直し、さらに、はじめにを追加して、原稿全体を完成させる。年内にゲラが出るらしい。

ストリーミングでビートルズが解禁になった。ストリーミングで聞けないミュージシャンというものもいて、また、日本のものはほとんど入っていないが、これで流れはまた変わっていくのではないだろうか。音楽を買う時代ではなくなりつつある。ビートルズは解散が近づけば近づくほど、音楽性が高くなって、今でも聞きがいがあると思う。今日の解禁は、クリスマスプレゼントということなのだろう。


20151224_192327

夜は、家でクリスマスパーティー。私は鶏の丸焼きを作る。クランベリーとブルーベリーのソースも添えてみた。一年が終わろうとしている。


December 24, 2015

12月23日(水)東大宗教学科の忘年会に行き自分の人生を変えたかもしれない出来事の真相を初めて教えられる

天皇誕生日だが、娘が部活動があって朝早くから出かけてこともあり、いつもの平日のムード。昨日書いた『宗教消滅』の連載としては最後の回に手を入れ、さらに、そこまでの数回分にも手を入れる。そして、おわりにの部分にも入り、数枚書いたところで時間切れ。


Sdim5626

午後は、東大へ。宗教学研究室の嘲風会のセミナーと忘年会に出る。セミナーでは、渡辺和子さんの講演を聞く。楔形文字の世界。新しい発見もあって、研究が進んだようだ。その渡辺さんから、宗教学科に進学する前に笠原一男氏の授業をとり、そのとき、天理教に潜り込みで調査にいったらしい。夏、一週間の研修科に泊まり込みで出たとのこと。それを宗教学科に入ってから、柳川先生に話したら、教授として行ってもそれはわからないといわれたとのこと。どうも、そうしたことが新宗教の調査に結び付いたのではないかと渡辺さんは言う。ということは、渡辺さんの行動が私の人生に多大な影響を与えたことになる。びっくり。

December 23, 2015

12月22日(火)スターウォーズが本当に戦っている敵は

午前中は家で仕事。神社仏閣ガイドの補足原稿を書く。斎場御嶽を書き、紅葉についてを書き、はじめにと備考のようなものを書いて、一応完成する。ようやく終わった。

午後は、ヒルズへ。打ち合わせが2件。1件は、25日クリスマスの日による出演する「梶原生放送」について。梶原氏と会うのはひさしぶりのことになりそうだ。もう一件は、本の打ち合わせ。

そのあいだに、『宗教消滅』の原稿を書く。連載としてはこれで終わりになる。後は、結論の部分を書く必要がある。

Sdim5625


ヒルズのシネマのポスターを見たら、話題のスターウォーズの横に、妖怪ウォッチが。妖怪ウォッチの方が目立つと思ったら、ネットニュースで興行成績で土日、スターウォーズを上回ったとのこと。本当の闘いはそこにありそうだ。

December 22, 2015

12月21日(月)原稿を30枚書いて『十戒』を見る

午前中は、仏教の授業の本、第7章で、なぜ仏教がインドで消滅したのかについて書く。これは、難しい。そのあと、神社仏閣ガイドの本の追加原稿を書く。天理教教会本部、東京ジャーミイ、それにジャイナ教寺院。これは、あと少しになってきたが、今日だけで全体、原稿を29枚半書いた。30枚としておこう。


20121224191810

夜は、録画しておいた『十戒』の映画を見る。長いのでまだ半分。デジタル修正が施されているのだろう、1956年の映画だがとてもきれいだ。今これを見ると、ちょうどアメリカで黒人の公民権運動が盛り上がった時代であり、奴隷の地位にあったユダヤ人の解放を呼びかけるモーゼのことばと、それが重なる。そうした背景があったのだろうか。調べてみると面白いかもしれない。

December 21, 2015

12月19・20日(土日)劇団SCOTの「エレクトラ」を見て忘年会に参加する

だいぶ寒くなってきている。土曜日は、家にいて、少し仕事。神社仏閣ガイドの補足原稿を書く。一つ一つ量は少ないのだが、それゆえか結構エネルギーがいる。まだ、いくつか残った。

Performance_img_1s


日曜日は、午後吉祥寺へ。吉祥寺シアターで、劇団SCOTの「エレクトラ」を見る。久しぶりに高田みどりさんのパーカッションも聞けた。今回の芝居では、鈴木メソッドでどれだけ修行を重ねているかが、直接演技に反映されていて、それは、しかたないとも、恐ろしいことだとも感じられた。

終わってから、聘珍樓で忘年会。吉祥寺での公演は今年が最後らしい。忘年会には、水野和夫、柄谷行人、磯崎新、渡辺保各氏が来ていた。柄谷夫人から、『ブッダは実在しない』を読んで、島田さんは新しい宗教史をめざしていると指摘され、これはうれしかった。鈴木さんの周辺の方々と会えたことは、これはなかなか貴重なことだったと思う。磯崎さんとは、八紘一宇の塔と日名子実三の話もできた。

December 19, 2015

12月18日(金)さいたま新都心で葬儀について講義をし村上隆の五百羅漢を見る

朝から出かける。小田急線が乱れている上に、JRもいろいろな線が乱れている。けれども、電車自体は走っていたので、なんとか時間通りにさいたま新都心に着く。NHK文化センターで、葬儀をめぐる講座。テーマがテーマだけに、ここにしては人が集まった感じ。1時間半にわたって話をし、最後は、墓参りをしなくてもいい、墓が自宅にやってくるシステムについても語る。

話を聞きに来てくれた近藤さんと昼食をとり、車に乗せてもらって秋葉原へ。そこから、六本木へ。ライブラリーにいったん行ってから、森美術館へ。村上隆の五百羅漢展を見る。


Sdim5548


五百羅漢を描くというのは、江戸時代から流行したことで、量が膨大なものになるため、作者の側も、一種狂気にとりつかれたようにならないとできない試みだ。一番激しかったのは狩野一信で、こちらは10年かけて制作されたのが、今は増上寺で展示されている。江戸東京博物館で全巻が展示されたときには見た。村上氏の場合には、震災がきっかけになっていたようで、共同制作だが、絵はまぎれもなく氏のものなので、そこにはやはり熱に浮かされたような状態があったのだろう。

December 18, 2015

12月17日(木)武蔵野市の掲示板には「鈴木忠志の世界」が

木曜日なので、授業の準備。その前に、明日のさいたま新都心でのカルチャーセンターのレジュメを造る。授業は、今年最後。日本の話に入った。あと、寺社ガイドとして、飛鳥寺を書く。清凉寺に入ったところで、時間切れ。

Sdim5538


大学はいつも通り。少し演習を早く切り上げて、半蔵門へむかう。FM TOKYOのTimi Lineという番組に出演する。キャスターは小田島隆さんだが、初対面。イスラム国が日本にどのような影響を与えるかということで、宗教とテロの問題について10分くらい話す。アッと言い間に終わる。そのまま帰宅。


December 17, 2015

12月16日(水)安心してください上高地にへ行ってません

午前中は家で仕事。『宗教消滅』の連載、あと2回になったが、その1回分を書く。既成宗教の衰退を地域共同体の崩壊、講の消滅と関連付けてみた。それから、神社仏閣ガイドの補足の原稿として、法華寺を書く。

Sdim5518


午後は、乃木坂へ。六本木で試写会があるが、その前に時間があったので、富士フィルム・スクウェアに寄る。60代の終わりになって注目されたというジャック=アンリ・ラルティーグの作品展と、上高地を映した永井孝尚という人の写真展を見る。

それから、試写会へ。作品はサブプライムの問題を扱った『ドリーム・ホーム』。低予算の映画だと思うが、監督や脚本はイラン系のアメリカ人。そこでテイストが違うのか。製作者などにもユダヤ人の名前が見えない。こんなアメリカ映画もあるのだと、改めて発見。

Sdim5536


一度、ライブラリーへ行き、コーヒーを飲んでから、家族と待ち合わせて、ミッドタウンのイルミネーションを見に行く。大体パターンは同じで、毎年は来る必要がない。2年ぶりだろうか。

その後、魚真に行くが、席がなく、立ったまま、クエ鍋まで食べる。

December 16, 2015

12月15日(火)『殺戮の宗教史』の最終原稿を作り話題の『服従』を読む

一日家で仕事のパターン。

最初は、『殺戮の宗教史』の原稿、いよいよ刊行ということになったので、それに手を入れる。書いてから、フランスの同時多発テロがあり、それも盛り込む。このテーマがますます重要なことになっている。

その後、宗教とロックの原稿、第1章の第1節を最後まで書き上げる。ここだけでもけっこう大変だった。これからどうなることやら。さらに、日本人の神の原稿、新しい章に入り、最初の部分を書く。

Sdim5514


話題になっている、ミシェル・ウエルベックの『服従』を読む。ヨーロッパのイスラム化という流れのなかで書かれた小説だが、文学というより通俗小説であり、ポルノでもある。背景はいろいろと複雑なものがあり、フランスにおける宗教観というものを理解しないと、なぜこのようなものが書かれたのか理解にしくいだろう。やはり、カトリック的な信仰へのあこがれがあり、それが、性的な幻想と結びついて、奇妙な形になっているともいえる。


December 15, 2015

12月14日(月)『神道はなぜ教えがないか』の文庫見本が届き『ブッダは実在しない』が重版になる

新しい週がはじまった。もう今年も半月。早いものだ。

Sdim5513

ベスト新書から3年前に出した『神道はなぜ教えがないか』が、同じ出版社の文庫、ワニ文庫になった。読み直してみると不十分なところがあり、それを訂正したので、新書そのままではない。この本は、長く読まれていくものになりそうだ。

仕事は、午前中は仏教の授業の本、大乗仏教と部派仏教の違いについて書く。午後は、ロックと宗教の本の続きにかかるが、これがかなりやっかい。頭が飽和状態になる。

そこで、印刷しなければならないものがけっこうあるので、ヒルズへ。130枚ほどプリントする。これを明日直さないといけない。すぐに家に戻り、ロックと宗教の本の続きをすこしやる。

先月に刊行した『ブッダは実在しない』が重版になった。『お経のひみつ』とともに、第一関門をクリアした感じだ。この調子で行きたい。

December 13, 2015

12月12日(土)歌舞伎座昼の部は前半は浅草公会堂のよう

今日は歌舞伎座へ。12月大歌舞伎昼の部。珍しく一階席。やはり広くていい。

Sdim5510

演目は、「十種香」。これまで、何度か見ているが、しっかり見ているという気はしなかった。3列目なので、話もよく分かった気がする。ただ、役者が若すぎて、さっぱりしすぎ。みな頑張っているのはわかるが、浅草公会堂のようでもあった。

次は、見たことがない「赤い陣羽織」。役者が客席にもあらわれて、手ぬぐいを投げたり、大サービス。これ、あと二人役者がいたら、もっと面白くなったであろうと、そこが残念。

最後は、「重恋雪関扉」と、いつもと題名が違う。七之助、やはり赤姫なので、「十種香」の続きのよう。松也は、一日中、同じ役をやっているようでもある12月だった気がする。もっと変化がほしい。松緑の関兵衛は、これがよくなるにはまだ時間がかかる。ただ、玉三郎は松緑とやるとやりやすいのか縦横無尽。これを見るためだけに来ているのかもしれない。

Sdim5512

終わってから下のタリーズで、ソイカプチーノを飲むが、店員さんが芸を発揮するわけではなかった。

リーガルで靴を買い、ポイントがたまっていたので、皮のスリッパに交換してもらう。


December 12, 2015

12月10・11日(木金)五郎丸のような一遍上人が出迎えてくれた遊行寺をはじめ「一遍聖絵」全巻を見に行く

木曜日は、朝授業の準備をしてから、日本の神についての本、大国主命の章になんとか決着をつける。あと2章か3章だろうか。

Sdim5499


金曜日は、大雨。そのなかを藤沢をめざして出発する。ところが、小田急線に乗っているときから晴れてきた。しかも気温が高くなり、出てきたときのコートやら傘が邪魔になってきた。まるで9月くらいの気温。遊行寺へタクシーで行く。ここははじめて。「一遍聖絵」の展示があるので、それを見る。


Sdim5504

見終わってから藤沢の駅へ戻り、横浜へ。そこから馬車道。昼食後、今度は神奈川県立歴史博物館で、「一遍聖絵」の続きを見る。これに金沢文庫をあわせて3巻で、全巻展示をやっている。全段ではないが、やはりこういう試みは見逃せない。現物は幾度も見ているが、全体を見るのははじめて。

博物館から関内まで歩き、上大岡で乗り換えて金沢文庫へ。やはり行きはタクシー。見終わったが、京都の市屋での踊念仏興行のところはなかった。展示替えですでに終わっているのだろう。それが残念。

金沢文庫から、荷物を預けていた横浜に戻り、東横線で帰宅。夜はミツゲツで、おでんの続き。

December 10, 2015

12月9日(水)大国主と格闘しイスラム教に関連する2冊の本を読み終える

一日家にいて、仕事をする。結局、外には出なかった。

まずは、SB新書『宗教消滅』のウェブ連載原稿を書く。今回は、創価学会について。婦人部の高齢化を中心に書く。それからは、日本の神の原稿、大国主の話と格闘する。あまりにその世界は複雑で錯綜し、どうまとめていいかがわからない。解けそうにない連立方程式を必死に解こうとしている状態に似ている。そもそも解があるかどうかもわからない。それに一日費やした格好になる。

Sdim5497


この前、ジャケ買いした一冊『「個人主義」大国イラン』を読み終える。イランという国での人の生き方を描いたもので、内容はかなり興味深い。組織を作らない社会というものがどのようになっているか、これは決してイランだけのことではなくて、トルコなどを含め周辺の国々にも言えることなのだろう。日本は逆に組織がありすぎる。

もう一つ、こちらはジャケ買いのときのものではないが、新潮新書の『イスラム化するヨーロッパ』を読み終える。買おうとして目次を見たとき、タイトルとは少し違うのではないかと思って買ったものだが、やはりテロの背景を探るというところに重点が置かれていて、タイトルそのものの内容は必ずしも十分ではなかった。しかし、ヨーロッパのイスラム移民、一世や二世がどういう状況に置かれているかがよくわかった。

December 09, 2015

12月8日(火)クリスマスが近づく新宿で歯医者と買い物

日本人の神についての原稿に戻り、大国主の章を書いていく。これがいろいろ錯綜していて、書くのが難しい。出雲大社にまつわる大きな謎を追う形でいくが、謎解きが十分にできない。とりあえず、17枚くらい書く。

Sdim5496

夕方は、新宿へ。歯医者でメンテナンス。これがけっこう時間がかかる。歯医者は9階にあるが、はじめて歩いて登った。もちろんくだりも歩き。紀伊国屋書店では、『お経のひみつ』が1階の新書コーナーにおかれていた。

伊勢丹で、パンを買い、中村屋で惣菜を買う。中村屋はレストラン直結なので、惣菜としてはかなり質が高いし、変なものが入っていない感じがする。はじめて、チキンカレーを買うが、家に戻って食べると、店そのまま。それで1000円。麻婆豆腐は、もう少し豆腐があってもいい感じがした。

December 08, 2015

12月7日(月)『演劇界』恒例のカレンダーが役者から小道具に変わっていてショックを受ける

午前中は、『学校では教えてくれない仏教の授業』という本の第5章を書く。これでこの本は4分の1できた。

午後は、久しぶりに『ロックンロール・ジーザス』の本の原稿を書く。こちらは、リトル・リチャードについて。彼にまつわる事件がその後のロックと宗教との関係を暗示しているので、冒頭に取り上げることにした。8枚ほど書く。

夕方は、週刊誌の記者が来て、教祖のスピーチについてインタビューに答える。やはり池田大作は別格というそういう話になった。

Sdim5494


取材が終わってから、本屋と図書館へ。『演劇界』の正月号をカレンダー目当てに買うが、なんと、いつものように役者の写真ではなく、小道具の写真になっていた。かなりショック。ただ、忠臣蔵の口上人形はかわいい。

December 06, 2015

12月5日(土)横浜に水野和夫萱野稔人対談を聞きに行く

土曜日だが、午後横浜へ。朝日カルチャーセンターの横浜教室へ行き、編集者とこれまで連載してきたものを本にするための打ち合わせをする。

そうこうしているうちに、萱野稔人さんがあらわれる。萱野さんと水野和夫さんとの対談講座があり、それに出ることになった。ちょうどその前に、保坂正康さんの講座があり、保坂さんは萱野、水野さんとともに朝日の書評員だったこともあり、紹介していただく。

対談講座では、資本主義のゆくへとナショナリズムの関係が中心。質問の時間になって、指名で私が世界宗教の在り方と資本主義の関係について質問する。

Sdim5486


講座が終わってから、集英社の編集者の案内でマリンタワー近く、バーニーズの地下にあるイタリアンの店、サロン2007へ。萱野さんは、これから仕事とのことで、私と水野さんがお付き合い。コースで、全体に一つ一つの量が少ないので、最後に苦しくなるということもなく、また、一皿ずづワインがこれも少量ついて、なかなか配慮が行き届いている。シェフからイタリアンの原則についても教えられ、満足のディナーになった。

December 05, 2015

12月4日(金)歌舞伎座夜の部で玉三郎のお三輪がかわいかった

金曜日はSJSへの出勤日だったが、会長を辞めたので自由に使えるようになった。

仕事としては、『親は子の迷惑』のはじめにを書き直したのと、日本人の神の本、新しい章に入る。両方で、18枚ほど書く。

Sdim5484


午後は、歌舞伎座へ。夜の部を見に行く。チケットを忘れたが、切符売り場で手続きをして入ることができた。携帯に買ったときの情報が入っているので、これはやりやすい。ただ、面倒なのはたしか。

夜の部は、「妹背山女庭訓」の半通しのような形。最初の、「杉酒屋」というのは、昭和45年以来というから当然見たことがない。時代は飛鳥時代と筋書にもあるが、井戸替えしている長屋だから中身は江戸時代。このギャップはいつもすごいと思う。

「杉酒屋」で活躍したのは團子。いつの間にか大きくなっているが、やはりうまい。将来が楽しみだ。松也と児太郎は、一応役は無難にこなしているというだけで、色気も恋の雰囲気もまるでない。そこにお三輪の七之助が登場すると、格の違いを見せる。何気なくかわいい。そのまま、「道行」も同じ。

「御殿」になると、お三輪が玉三郎に変わる。これはさすが。一時は体の調子がよくなかったのか、精彩を欠いたが、「阿古屋」以来、また風格のある演技を見せている。七之助以上にかわいいのはすごい。

松緑が手堅い演技を見せるが、最後になると表情だけで鱶七の奥の深さを表現しているのは進歩。それに比べると前半は、軽くて子供っぽい。それが鱶七の無頼さに結び付いていればいいのだが。

中車の豆腐買い、はじめての女形がというが、まだ男。それでも、最近歌舞伎に出ることが多くなり、どんどんと歌舞伎役者になっている。歌舞伎座でまるで違和感がなくなった。

実質、玉三郎、松緑、七之助、それに中車親子で大歌舞伎だから、全体には物足りない。12月だから仕方がないのだろうか。

December 04, 2015

12月3日(木)小田急線が掲示まで乱れていた

木曜日なので朝は授業の準備から。学生が提出したレポートを読んでコメントを書くが、直接面接した方がいいという考えにいたる。何せ「宗教史」の授業は11人だから。あとは、映像を見せることにし、それに関連した資料も用意する。そのあと、イスラム教の本の原稿を書いて一章を仕上げ、さらに『親は子の迷惑』の本の書き直しに手をつける。こちらは、ちょっとだけ。

Sdim5482

午後は大学へ行くが、小田急線が混雑の影響で乱れている。ホームの掲示板も同じ時間に同じホームに列車が入ってくるという掲示。こちらも乱れている。早めに出たので、大学には早く着く。授業では、学生一人一人と話をしていたら、意外と時間をくってしまい。1時間くらいかかる。よって、映像を少しだけ見せる。

演習で発表した学生が、本屋でアルバイトをしているとのこと。最近、売れた本のカバーをかけていて、私の本だと気づいたとのこと。人が自分の本を買っている光景には出会ったことはない。

夜、黒崎さんが出演した「プライムニュース」を見る。なかなかしゃべりださない。前には出たこともあるが、こんな番組だったのかと改めて認識する。私がいけないのだ。

December 03, 2015

12月2日(水)娘の中学校へ三者面談に行く

いろいろな仕事があって、どう何を始末していいか、迷うところだ。午前中はとりあえず、『宗教消滅』の連載記事を書く。今回は、統一教会の高齢化などを取り上げる。あとは、イスラム教についての本、第1章に入る。

午後は中学校へ。娘の三者面談。さして問題はないが、最近の学校の方針というのは、生徒にリーダーシップをとらせ、学級運営に主体的に取り組ませるということなのかと思う。娘も先生にいろいろ頼まれていた。

そのまま、六本木へ。ヒルズで、2月に出る文庫の『教養としての宗教事件史』の初校ゲラを編集者にわたす。だいたい話はそれだけでは済まないもので、次の企画についてそれほど具体的なものではないが話をする。


Sdim5471

世間はクリスマスのイルミネーション真っ盛り。ヒルズもいつもの通り。ジャムを買って帰る。

December 02, 2015

12月1日(火)『お経のひみつ』の重版が決まり夜の六本木ではちょっとした事件

発売して間もない『お経のひみつ』の本が早々と重版が決まった。50代以上に売れているらしい。

午前中は、あたらしくイスラム教についての本を書くので、その「はじめに」の部分を書いてみる。あとは、『親は子の迷惑』の本、いったん全部書いたのだが、これではというので、どう直していいかを考えてみる。

午後はヒルズへ。創価学会の勤行要典についての週刊誌の取材を受ける。意外とこれには注目が集まっている。それが終わってから秋葉原へ行き、葬儀社でレクチャーというか、相談。0葬の具体的なやり方が決まってきた。

Sdim5464


ふたたび六本木へ戻り、編集者と会食。地下の店だが、カウンターで飲んでいたら、忘年会の客が多数入ってきて、しばしうるさかった。そのせいか気づかなかったのだが、ふとそちらの席の方を見ると、作業用の制服を着た人たちがいた。一瞬なんだかわからなかったのだが、客の一人が倒れて、救急隊員が来ていたらしい。倒れたのにも、救急隊員が来たのにも気づかなかった。

December 01, 2015

11月30日(月)村上春樹さんカキフライが食べたくなったらどうぞ我が家へ

一日家で仕事。主なところは、河出ブックスから出した『教養としての日本宗教事件史』と『教養としての世界宗教事件史』を合本にして、文庫化する仕事。校正もしなければならないが、まえがきとあとがきも手を入れる必要があるし、今回、フランスでのテロもあったので、一章付け加えることにした。そうした作業を一日かけてやる。


Sdim5463


昼食後、魚真の本店に行く。何を買おうかということになったが、報道で、村上春樹さんが小説を書く作業をカキフライにたとえていたのを思い出し、加熱用のカキにする。仕事が終わってから、それを揚げる。いつもほどうまいという感じがなかったのは、カキのせいだろうか。この前揚げたときは、感動があった気がした。

先日、『読書人』の仕事で、新書をジャケ買いした時の一冊萱野稔人さんの『成長なき時代のナショナリズム』を読む。今度、横浜のカルチャーセンターで、水野和夫さんとの対談があり、それを聞きに行くための予習。あとがきをみたら、『ブッダは実在しない』の担当編集者の仕事だった。

« November 2015 | Main | January 2016 »

March 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31