2月27日(土)地獄の校正がなんとか終わりコンタクトを買った娘は「はやし」デビュー
ふつうは、初校ゲラが手間がかかり、再校ゲラはざっと見ればいいということになるはずなのだが、ルビが多いものになると、それが逆転する。再校ゲラのときにルビがふられてくるからだ。それを見ていくのが大変。『この寺社を見ずに死ねるか』の再校ゲラは、まさにそのケース。「地獄の校正」が今日も続き、なんとかそれを終わらせる。
娘が、部活動ではどうしてもコンタクトが要るということで、午前中はコンタクトを買いに行く。昼食は家族一同で、天婦羅のはやしへ。娘は、はじめて。子どもにはもったいない店が、経堂にもいくつかあるが、いちおうはやしは昼食は解禁。
夕方は散歩して、本屋へ。『デジファイ』を立ち読みして、Tidalについてのページを読む。Qubozの方は、使えそうもないので、これは解約した。
夜は、去年の南座の顔見世の録画を見る。「吉野山」と「土屋主税」。「吉野山」では、橋之助が忠信だが、これがすばらしくいい。こんなに踊りがうまいとは知らなかった。わくわくしながら見られる。藤十郎が相手なので、相当力をいれているのかもしれない。
「土屋主税」ははじめて見る。明治の渡辺霞亭の作。この人、天理教の教祖伝も頼まれて書いていたのではなかろうか。最近、忠臣蔵物がかかることが少なくなっていて、忠の物語が時代と合わなくなっているような気がする。その点で、この作品も、土屋主税の赤穂浪士への思い入れが、感情移入しにくい。そんな時代なのだろう。
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