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February 10, 2016

2月9日(火)めでたい焼きの機会が故障している歌舞伎座で菊之助圧巻の八橋を見る

今日は大学の成績をつける。演習と授業の両方のレポートを読み、採点をする。採点はすっかり電子化されていて、すぐに全体の評価もわかる。

午後は、昨日に続いて歌舞伎座へ。今日は夜の部。

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「源太勘当」は、これまで見たことがあるのやら、ないのやら、あまり記憶がない。ポスターでは梅玉の梶原源太の姿が素晴らしかったが、実際の芝居はあまり面白くない。一体何をやろうとしているのか、全体にあいまい。

圧巻は、吉右衛門、菊之助の「籠釣瓶」。吉右衛門がこれを得意とするので、素晴らしいのは当たり前だが、菊之助が今回は迫力がある。花道での笑い、場内の視線を一点に集めるところは、今までにないオーラのせいだろう。考えてみると、筋に問題がありそうだが、そんなことはお構いなしに、最後まで突っ走る。この愛想づかし。女婿となった菊之助がもしいなくなったらと、リアルな吉右衛門が思っているとしたらと考えると、奥が深い気がした。菊之助は結婚して明らかに芸が変わった気がする。やはり歌舞伎界はこれからこの人が中心になるのだろう。

最後の、時蔵と松緑の踊りは、まるで面白くない。松緑、これで、昨年9月から歌舞伎座に出続けで、なんとなくそれで疲れている気がする。緊張がそれほどは長く続かないのだろう。月を追うごとに、最近は落ちている。


昨日もそうだったが、三階のめでたい焼きの装置が故障中。その代りに福うどんが出ているのかと思ったが、別に関係がないらしい

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