5月2日(月)初お目見えで菊之助の長男和史君がこけた
ゴールデンウィークの真っ最中だが、『サンガ』に載った藤本晃氏との対談を本にする企画、原稿がきていたので、それを直す。合わせて、まえがきを3000字ほど書く。これで完成する。
午後はゆっくりして、歌舞伎座へ。団菊祭。菊之助の長男の初お目見えがある。歌舞伎座に着いたら、ロビー正面に早野龍五さんがいたので、『この寺社を見ずに死ねるか』の本をお渡しする。今日来ているのはツィッターで承知していた。
最初は、その初お目見えの「勢獅子」。菊五郎と吉右衛門が祖父という、これからいったいどうなるかという寺島和史君だが、いきなり花道でころび、泣き顔に。お父さんにつれられて舞台へ出るが、あいさつはできず。それでも最後、客席に手を振っていたのは、さすがというべきか。
次は、三人吉三。旧三之助。この組み合わせでは何度も見ているような錯覚にとらわれたが、なんと15年ぶりとか。やはりこの三人はいいと思いながら見ていた。
次は、松緑の「馬盥」。南北の作だが、あまり南北らしくない、しんどい芝居。主人公が耐えに耐えて、最後爆発する。松緑は2度目だという。最後の笑いが不気味で、そこがよかった。萬太郎がしっかりしていて、声も大きく、全体を引き締めていた感じがする。團蔵は精いっぱい頑張っていた感じか。
最後は、口直しのような「男女道成寺」。この二人では14年ぶりだが、前回は御園座。見に行ったような気もする。巡業では、新之助時代の海老蔵が、現在の雀右衛門とやっていたような気がする。菊之助が色気たっぷりで、出てくるだけでそれが強く感じられる。海老蔵は、あまり出しゃばらないところがいい。これだけでも満足するような舞台だった。やはり、松緑、海老蔵、菊之助が揃うと、豪華で楽しい。
終わってからヒルズへ。夜のラジオ出演のために時間があったので、
11時すぎにTBSへ。荻上チキ君の番組には3度目の出演。『この寺社を見ずに死ねるか』の本を中心に話をする。深夜に帰宅。
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