7月13日(水)なぜ両国高校から哲学に進むのか
夜東京女子大の哲学選考での非常勤講師の懇親会があった。おそらくこれはどの大学でも行われているもので、日本女子大でもやっていた。
その席上、両国高校の先輩と後輩という方々がいて、両国高校から東大の哲学科に進学し、哲学を研究している人が多いという話を聞いた。両国哲学会といったものもあるらしい。宗教学の場合、私の出身の西高から来ている人たちが相当に多い。私の前後6代、西高出身者がいた。一年に2、3人しか宗教学には普通来なかった時代だけに、これは注目される現象だと思ってきた。その後も、西高出身で宗教学に進んだという編集者などにも会った。
日比谷高校からも宗教学には来ていたが、西高ほどではない。なぜ西高の出身者は宗教学に進み、両国の出身者は哲学に進むのか。宗教学には両国出身者はいなかった気がする。別に高校で宗教学や哲学を学ぶわけでもないし、そう勧められるわけでもない。おのずとそういう方向に行くのだろうが、これは面白いところだ。今日はそんなことを考えた。
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