7月27日(水)葬式の意義について一条真也氏と激論を戦わせる
葬式をめぐって一条真也氏とこれまで往復書簡を交わしてきたが、それを踏まえての対談となった。対談の前に、これを本にしてくれる三五館の編集者から、『ブラバン・キッズ・ラプソディー』と、『ブラバン・キッズ・オデッセイ』という2冊の本をいただいた。いずれも、今TBSでやっている「仰げば尊し」というドラマの原作らしい。本のタイトルとドラマのタイトルがあまりに違うが、吹奏楽部の物語のようだ。
対談は、葬式は必要かというところが、当然ながら一番の問題で、それをめぐって話し合いが行われた。一条氏は、葬式という儀式は、亡くなった人間の尊厳にもかかわることで、絶対に欠かせないことだと主張する。こちらは、儀式ということの意義は認めるものの、現代の社会において果たして葬儀は重要なことなのかと反論した。話は、葬祭会館や葬式仏教の問題点をあげていったり、最後は死生観にたどり着いた。どうこれはまとまるのだろうか。10月には出るようだ。
終わってから、魚真乃木坂店で打ち上げ。
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