9月17日(土)佐伯智広『中世前期の政治構造と王家』と冨坂聰『風水師が食い尽くす中国共産党』を読んだ
佐伯智広『中世前期の政治構造と王家』は東京大学出版から出ている学術書。著者の博士論文がもとになっている。史学の学術論文というのは、専門外の人間には読みにくい。したがって、一部興味の持てないところは飛ばした。
一番興味があったのは、法親王についての論考。これを目当てに読むことにしたのだが、これまであまり明らかになってこなかった法親王の在り方が、時期によっていろいろ変遷しているところがよく分かった。
『風水師』の方は、ジャーナリストの著作だけに読みやすい。中国で今、宗教に対してどのような関心がもたれているのか、それが知りたかったのだが、風水師や気功師という存在が、政界や実業界に深く入り込んでいることがよく分かった。そこに現代中国の危うさがあるとも言える。
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