1月20日(金)今年初めての書下ろしは『ひとは死んだらどこに行くのか』
今年はじめての書下ろし、『人は死んだらどこにいくのか―世界の宗教の死生観』が青春出版社の青春新書として刊行された。いろいろ新書を出してきたが、青春新書ははじめて。とにかく新書は今や種類が多いので、出していないところもいくつかある。
これまで、こういう企画はいくつも持ち込まれたが、なかなか実現しなかった。どうも気が進まなかったのだが、死生観という角度からそれぞれの宗教を比較したらいいのではと気づき、今回の企画が実現した。
たしかに、宗教によって、死についてのとらえ方、死んだらどこへ行くのかということは違う。特に仏教とキリスト教は、開祖の死の意味が大きい。逆に、イスラム教などは、ムハンマドが自然死したこともあり、死ということが重要な課題になっていない。そうした比較を行ったうえで、今の日本人は死の問題をどうとらえるべきか、そこまで一応論じたつもりだ。
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