3月10日(金)柳川悠二『永遠のPL学園』を読む
先日「バイキング」に出演したときお会いした柳川祐二さんから、今月15日に発売になる『永遠のPL学園 60年前のゲームセット』(小学館)が送られてきたので、さっそく読んでみた。
主題はPL教団の野球部ということになるが、そこには当然PL教団のことが深くかかわってくる。教団が、いかに野球部を押し出したか、また、最終的には見捨てることになったのか、そのプロセスがよく分かった。
PL教団は、ひとのみち教団と言っていた戦前にもかなり伸びたし、戦後も公称では200万人の信者を抱える有数な教団に発展した。その力があったからこそ、野球部にも資本が投下され、その強化が図られたわけだが、教団が衰退に向かうと、それができなくなる。そこには、教祖の交代ということもかかわっていて、新宗教教団の裏面史としても読める。とても私には参考になった。
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