3月13日(月)歌舞伎の「岡崎」はその場面だけ単独で上演すべきだ
国立劇場で、「伊賀越道中双六」の「岡崎」を中心とした通しを見てきた。
これは再演ということになるが、この前のも見た。それは読売演劇大賞を受賞している。相変わらず、岡崎の場面がすさまじい。歌舞伎の数ある演目のなかでも、子供が理不尽に殺されたり、妻が雪の中に放置されたりというところで、一番残酷というか、衝撃的なものだ。
国立なので通しで上演するが、2回とも見て、もう岡崎の場面だけでいい気がする。あまり背景的な説明もいらないだろう。実際、「沼津」の方は、単独で上演されているわけだから。
それに、かたき討ちの相手が実際に出てこない方がいい面もある。今回も錦之助だが、巨悪のイメージがない。それだけの思いをして敵討ちをするのだから、相手は、ひどい悪人、たとえば、幸四郎とか海老蔵とか、そういう役者でないと貫禄負けする。まさか、そんな人たちを出すわけにもいかないのだから、単独で上演すべきだろう。歌舞伎座で見たい。
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