3月9日(木)旧暦初午の行事に参加する
昨日は、江古田の「The MoN桜月流」で開かれた「みつるぎ節会 旧初午と火伏」に参加する。
旧暦で初午を祝うというもので、伏見稲荷大社に関連する行事。京都では、布袋の土人形に火という字を書いて、それを荒神棚に祀ると火伏になるという。それを模したもの。
なぜ布袋なのかを含めさまざまな要素が入っているので、いったい何がもとになっているのかを考えてみると、いろいろと難しいことが出てくる。それだけ、京都の行事は奥が深いということなのだろうが、万事あっさりした関東というか、東京の習俗に慣れていると、とても不思議なものに感じる。
昔は、火ということを恐れる感覚が今よりはるかに強かった。そのために、さまざまな形で火伏ということが行われてきたのだろう。布袋は弥勒菩薩の化身でというのは、黄檗宗の萬福寺にも見られるものだが、どういう経路で初午と結びついたのだろうか。これも不思議だ。
« 3月8日(水)和田秀樹さんとの対談本『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』の見本ができた | Main | 3月10日(金)柳川悠二『永遠のPL学園』を読む »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 5月31日(土)「そんなこと言って委員会」の収録とプレジデントオンラインの連載(2025.05.31)
- 4月25日(金)『異端者の家』の用語解説と監修した『日本の「神国」思想』(2025.04.25)
- 4月17日(木)寺島靖国さんに和田秀樹さんとの対談本を贈ったら(2025.04.17)
- 3月30日(日)古事記ゼミの懇親会と旧統一教会の解散命令についての現代ビジネスの記事(2025.03.30)
- 3月25日(火)娘の卒業式と旧統一教会の解散命令(2025.03.25)
« 3月8日(水)和田秀樹さんとの対談本『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』の見本ができた | Main | 3月10日(金)柳川悠二『永遠のPL学園』を読む »
Comments