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June 2017

June 26, 2017

6月26日(月)神道コンシェルジュ講座も4回目で仏教との関係を扱う

昨日は、江古田のThe MoN 桜月流(みつるぎカフェ)において「神道コンシェルジュ講座」の第4回目。テーマは、神道と仏教の関係について。神仏習合まで話をする予定で、準備はしていたが、仏教そのものについていろいろと話さなければならないこともあり、神仏習合まではいかなかった。

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実演は、松木君による「宝剣の儀」。これは、桜月のメンバーが九州の修験の山、求菩提山において不眠不休の断食行を経て習い覚えたというもの。流儀としては、天台宗の当山派の系統に属するもの。修行はかなり大変だったという。

中世から近世にかけては、神仏習合の時代が続き、そのなかで密教が大きな影響を与えた。修験道も密教を基盤にしている。神道を理解するには、そこらあたりのことを学ばなければならないのだが、神道系の大学などでは、ここらあたりはあまり扱わないようだ。次回はこの続き。「山伏問答」をやってもらう予定。


June 24, 2017

6月24日(土)高千穂の夜神楽を国立劇場で見る

国立劇場の小劇場に「高千穂の夜神楽」の公演を見に行った。昼の部と夜の部の公演で、1時から7時半まで。

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一昨年、高千穂自体には行ったが、神楽は見ることができなかった。本来は、冬場に夜通しでやるもの。したがって、昼の部の演目は夜にやるもので、舞台は星空。逆に、夜の部の方は、朝方にやるもので、夜が明けていくところから、夜明けまで背景が変わる。

昼の部は、「神との宴の始まり」と題されていて、たしかに神事の色彩が濃い。その分、単調。リズムと唱え言葉のパターンが変わらない。最後の、「岩潜」は、真剣を用いての剣舞。その分緊張感があった。

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夜の部は、「岩戸開の物語」で、いかにも高千穂らしい。こちらの方がストーリーがある分、楽しみやすい。最後は、高千穂神社の宮司の挨拶だったが、とても気持ちのいい締めになった。


June 23, 2017

6月23日(金)公明党の古い体質がはからずも表に出てしまった

公明党広報がツイートした共産党批判が話題になっている。

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公明党と共産党は、創価学会が文化部を作って政治の世界に進出してからのライバル関係にある。ともに、都市下層階級をターゲットに選挙活動を展開するため、支持者の奪い合いになり、とくに公明党の支持基盤である創価学会が急速に伸びていた1960年代には、両者の対立はかなり激烈なものだった。

どうもその事態は、どちらの勢力にとっても、行き過ぎの状態にあったらしく、1974年には、作家の松本清張の仲介で、共産党と創価学会の間に協定が結ばれ、激しい非難合戦はしないということになった。これが「創共協定」あるいは「共創協定」になるが、創価学会が公明党に相談もせずにことを進めたため、公明党からはかなりの反発を食い、創価学会の方も、決して共産党と共闘するわけではないと発表せざるを得なくなる。

その点では、創共協定は無効になったともいえるが、現実には、それ以降、両者の非難合戦はかなり納まり、一定の効果はあったらしい。

今回は、創共協定以前に逆戻りしたような感じだが、おそらく公明党のなかに、共産党とやり合っていた時代から活動している人間がいて、その人間が、こうしたツイートをしたのではないだろうか。その点では、古い公明党、あるいは古い創価学会の体質が表に出た面がある。

公明党は、事実だとつっぱねているが、今の時代にはどうもそぐわない。それが分からない人間が広報をしているということは、ちょっと問題ではなかろうか。

June 19, 2017

6月19日(月)宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の本当の詩碑が千歳烏山にあった

昨日は、娘のバレーボールの試合があるので、千歳烏山へ行った。試合と試合のあいまがあったので、近くを散策。千歳烏山の北には寺町が広がっている。それは知っていたが、はじめて訪れてみた。

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寺はどこも境内が広く立派。関東大震災の後に、都心からこちらへ移ってきて、寺町が形成されるようになったらしい。宗派もさまざま。たいていの寺が墓地を募集していた。なかに、法華宗の妙寿寺というところがあり、境内に、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩碑があるというのでのぞいたみた。

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これは、この有名な詩が書かれていた賢治の手帖にあったものを、そのまま移したもの。最後に、南無妙法蓮華経の曼荼羅も記されている。普通は削られる部分だが、妙寿寺では、そこに問題ありと感じ、本来のかたちを示そうとしたのであろう。面白いものを発見した。


June 16, 2017

6月16日(金)シグマシグマの研究室へ

昨日は成蹊大学へ伺った。東女で教えた帰りで、バスで四軒寺まで行き、そこから歩くというルートにした。これまで成蹊大学には来たことがなかった。

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塩澤研究室によって、スクラップボックスの使い方について教えてもらう。それを見ていて、B-Tronに似ていると思った。実身仮身モデルと近いのではないか。研究室には、シグマが並んでいた。全機種あるとのこと。

終わってから、二度目のムンダージュ。


June 15, 2017

6月15日(木)ただいま作業中の本などは

最近は、本が発売になるかなり前に、ネット上に表紙の写真が帯付きで出るようになった。よって、7月2日発売の『日本人の信仰』という本も、すでにAmazonなどに出ている。

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少し前までだと、発売されてからやっと写真が出ることがほとんどだったが、状況が変わってきたのだろう。

同じ7月には、朝日新聞出版から、宗教をめぐることばについての本が出ることになっていて、今その追い込み作業に入っている。

執筆しているのは、『新宗教の150年』(仮)という本で、大政奉還から150年の新宗教の歴史を扱ったもの。角川選書から出るので、新書よりも量が多い。戦後のことは、すでに書いているが、戦前の新宗教についてまとめて書いたことがなかった。全体をながめてみると、新宗教の歴史だけでかなりいろいろな出来事が起こったことが分かる。これは今月中に仕上げないといけない。

June 08, 2017

6月8日(木)『人は、老いない』の見本ができた

6月13日に出る『人は、老いない』の見本ができた。

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出版元は朝日新聞出版で、朝日新書の一冊になる。朝日新書からは、対談を含めると、4冊目になるのではないだろうか。今回は、文体を少し変えてみた。内容からしても、わかりやすいというところが重要なので、できるだけ読みやすい文章を書くことをこころがけた。

現在では、老後ということが問題になっているが、それは決して昔からのことではない。寿命が延びることで、老後が長くなり、それでその時期をいかに乗り越えるかが問題になってきた。果たして、その考え方でいいのか。そこからあたりのことを、老成という概念を基軸に考えてみた。


June 06, 2017

6月6日(火)6月大歌舞伎昼の部で神になった吉右衛門を見た

歌舞伎座6月大歌舞伎昼の部へ行く。

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最初の演目は、松緑と猿之助澤瀉屋の「名月八幡祭」。これは、2年前に吉右衛門で見た。猿之助は、さすがで、猿弥も、こういう役もできるようになったという感じだが、松緑と笑也がいけない。松緑は、善人だが、田舎者というところから遠いし、恨みの表現ができない。笑也は、粋という面が欠けている。

次は、「浮世風呂」。はじめて見たのかもしれない。猿之助の三助で、種之助の女なめくじ。種之助が面白いし、猿之助も軽妙だが、もう一つ本当の意味での軽さがないような気がした。

最後は、吉右衛門の「弁慶上使」。吉右衛門からだの調子がよさそうで、実の娘を、身代わりとして殺しての述懐が、キリスト教の父なる神がイエスを犠牲にしたことの意味を説いているようで、やはり人間離れしていた。これは、誰もできない。「吉野川」を思い出した。


June 04, 2017

6月4日(日)先端研の政治寄席に行く

昨日はひさしぶりに先端研に行く。

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政治寄席というのを普段非公開でやっているようで、先端研のキャンパス公開で一般の人も聞けるようになった。ポスターのメンバーに飯尾潤さんが加わった。安倍政権の話から、世界の政治の世界における指導者の不足など、話題は多岐にわたった。池内君は、イスラム教の初期の段階で、ムハンマドの生前までは西部劇で、そのあとは、渡る世間は鬼ばかりになるという新説を披露。

御厨さんの話で面白かったのは、有識者会議の広報を担当することで、政権内部の参与観察ができたというところ。政治学者は外から政治を見ているわけだが、そういう機会があると、視点が変わるらしい。それにもとづく話が面白かった。

June 03, 2017

6月3日(土)6月大歌舞伎を堪能する

昨日は、歌舞伎座の6月大歌舞伎初日夜の部へ行く。

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まずは、東大を退職したばかりの早野龍五さんがいたので、その写真をとって、「捕捉した」とツイートしてみた。すると、それを早野さんが発見したところも目撃。こちらを探して、お互いに手を振る。ちょっと面白かった。

演目は三つ。最初は、「鎌倉三代記」。ここのところ、駒之助師匠、吉右衛門と立て続けに聞き、見ている。今回は幸四郎。松也が三浦之助で大健闘。ちょっとこれまでとは違い、若者の一筋なところを感じさせ、これでもう少し色気が出たら、かなりのものと思わせた。時姫は、吉右衛門の時と同じ雀右衛門。今、この役ができるのは、この人しかいない。幸四郎の高綱は前半の軽いところも悪くないし、後半本性を現したところの姿かたちがいい。

次は、仁左衛門の「御所五郎蔵」。両花道で土右衛門は左團次。仁左衛門右足が調子がよくないのか、転びそうになったり、全体に体調が悪そう。その分、勢いに欠ける。ちょっとこのところ、以前ほどではないのが気になる。

最後は、「一本刀土俵入」。幸四郎の茂兵衛は、前半は、ふつうの歌舞伎役者だと結構難しい、力を抜くところがうまい。後半は、なんだか「ラマンチャの男」を思い出した。面白いのは、猿之助のお蔦だが、あまりこれまで歌舞伎座では見せなかった、彼特有の大衆演劇的なところがよく出ていた。それが全面的に開花すると、ちょっと東京ではどうかと思うのだが、今回はちょうどいい具合だったような気がする。

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