7月30日(日)105歳で亡くなれば葬儀よりもお祝いがふさわしい
六本木ヒルズに行くためには、千代田線の乃木坂駅で降りるが、階段を登って右手には青山葬儀所がある。そこで、葬儀が行われるときには、看板が出ているが、昨日は、「日野原重明葬送・告別式」とあった。ちょうどその時間だったのか、葬儀所に向かう喪服姿の人たちも見かけた。
朝日新聞の朝刊では、日野原氏の連載が載っていたが、昨日は「読者の皆様に最後のごあいさつ」と題されていて、5月中旬のインタビューが載っていた。内容は、まさに遺言と言えるようなものだった。
日野原氏の享年は105歳。現在では、この年齢まで生きる人も増えてきている。ただ、この年齢で葬儀をして、4000人も集まるというのはまれなことだろう。
たしかに人が死ねば葬儀ということになるが、ある程度高齢になったら、それはむしろめでたいことで、105歳ともなれば、果たして葬儀でいいのか。お祝いではないのか。看板を見て、そんな気がした。
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