11月14日(火)国立劇場で二つの歌舞伎作品を見る
今日は国立劇場へ行った。歌舞伎公演の「坂崎出羽守」と「沓掛時次郎」。どちらも初めて見た。
「坂崎出羽守」は、山本有三の作。物語の構造が実によく出来ている。渡辺保先生の劇評を見て、これが、戦争から戻ってきた人間のどうしようもない悲しさを表現したものだということが分かった。その点では、まさに戦後の作品だし、今なら、中東で上演したら、実感をもって迎えられる作品かと思える。松緑は、初役なのでまだまだだが、主人公の鬱屈を表現するには向いている。
「沓掛時次郎」は、いかにも長谷川伸という作品。梅玉は、こういう役をやっていないと言うが、雰囲気としてはとても合っている気がした。ただ、「出羽守」と、梅枝と魁春が代わるだけで、出ている役者がほとんど同じなのが、違和感を持ってしまう。
終わってから、珍しくアフタートーク。これは、なかなか楽しかった。
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