12月5日(火)『「人間革命」の読み方』の見本ができた
今年最後の本になる『「人間革命」の読み方』の見本ができた。
これは、創価学会の第3代会長池田大作著『人間革命』を読み解いたもの。『人間革命』は、戦後の激動の時代を描いたドラマとして見ると、創価学会の人間以外にも興味が持てる内容になっている。要は、現代版『三国志』だ。
そして、創価学会という集団を理解するうえでも、テーマになった「人間革命」ということが重要な意味を持つ。人間革命とは一体何なのか。それにひかれたのはどういう人間たちなのか。
さらに、『人間革命』は映画化されたり、アニメ化され、『新・人間革命』という続編も生んだ。前身は、第2代会長の戸田城聖が記した『小説人間革命』だが、今回は、「聖教新聞」の創刊号から連載されたオリジナルにも言及した。また、『人間革命』には、最近刊行された第2版もある。
さまざまなメディアを駆使して刊行され続けてきた『人間革命』。その書き手は本当に池田大作なのか。リアルな創価学会の姿を追いつつ、そこまで考えてみた。
« 11月30日(木)新宿花園神社の酉の市 | Main | 12月5日(火)12月大歌舞伎第1部と第2部を見に行く »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月21日(土)『読書人』では生成AIの使い方について斎藤哲也さんと対談した(2025.06.21)
- 6月20日(金)『美術の窓』という雑誌でキリスト教の用語解説をした(2025.06.20)
- 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事(2025.06.19)
- 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう(2025.06.15)
- 6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定(2025.06.10)
« 11月30日(木)新宿花園神社の酉の市 | Main | 12月5日(火)12月大歌舞伎第1部と第2部を見に行く »
Comments