3月26日(月)大嘗祭を実演してみた
昨日は、江古田にある「The MoN 〜桜月流〜」での神道コンシェルジュ講座。今大嘗祭について考えている。
前回は準備の過程についてみていった。悠紀国主基国の卜定など。今回は、それに続いて、大嘗祭の当日、どういった儀式が行われるかを見ていった。
思いついたのは、実際に、それを実演してみること。悠紀殿のなかで、どういった儀礼が行われるのか。これは、神饌行立と言われるもので、天皇が神との共食を行うことになる。本に書かれていることをもとにやってみたが、書いている人間も実際に行ったわけではないので、細部についてはわからないところが少なくなかった。これも、ただ本を読んでいるだけではわからない。
問題はやはり、そこにある寝座。これは、儀式のなかで何も行われない場になっている。そこから、有名な折口信夫の「大嘗祭の本義」の天皇霊の話が出てくることになるのだが、果たしてそれは本当のことなのか。最近ではかなり疑問が寄せられているが、たしかに不思議なものだ。
これで終わりではなく、次回、4月29日にはその後の儀礼や、新嘗祭との関係などについて考える。
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