4月6日(金)歌舞伎座夜の部は仁左衛門の極悪人
昨日は歌舞伎座夜の部へ行った。
4時45分からはじまり、8時30分過ぎに終わったが、ちょっと長い気がした。演目は、初めて見る「絵本合邦衢」の通し。仁左衛門一世一代と銘打たれている。
仁左衛門が得意とする極悪人の物語で、二役。たしかに、どんどん人を殺し、子供にまで手をかける。南北らしいすさまじさだが、ちょっと物足りない。勧善懲悪的に、かたき討ちを果たしたというところに落としどころをもっていったせいかもしれない。そこで、話が平凡になる。
そうした脚本のせいで、仁左衛門の悪人も、予想された通りで物足らない。大学之助が太平次を殺すのが、「ナレ死」というのもいかがなものだろうか。原作を知らないが、中途半端な気がした。
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