5月17日(木)幸福の科学の映画『さらば青春、されど青春』を観る
昨日の夕方は新宿へ出て、シネマート新宿で幸福の科学の最新映画『さらば青春、されど青春』を鑑賞した。
定員が300人を超えるところだが、観客は私を入れて11人ほどとかなり寂しかった。映画の内容は、大川隆法総裁と思しき主人公が大学に入り、宗教家として立つまでの物語。故郷の徳島、川島町も出てくる。
主人公はまじめで、有能。ただ、「イイシラセ」という神からのメッセージが降ったため、宗教家になるべきかどうか苦悩している。実際と違うと思われるのは、父親や兄の描き方。父親の方がもともと宗教に強い関心を持っていたはず。
ただ、映画の展開として問題なのは、主人公の苦悩が、宗教家として立つのを妨げるものが、周囲への配慮だったり、厳しさにかける。ただ、こうした状況は、幸福の科学の一般の会員には近しいものかもしれない。
千眼美子は後半から登場。主人公が名古屋に転勤したとき、同じ職場で出会う。会社を辞めてジャーナリストになりたいという希望をのべるが、総務課のOLという設定とは合わない。まじめに演技しているが、彼女の個性は生きていない。
主人公を演じた、大川総裁の息子、大川宏洋には独特の存在感がある。今は教団から離れて、演劇活動に邁進しているようだが、彼を生かせるような作品に出合えたら、一歩先へ行けるかもしれない。
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