5月7日(月)團菊祭昼の部へ行く
今日は歌舞伎座昼の部へ行ってきた。
12代目市川團十郎5年祭ということで、昼の部の最初は「雷神不動北山桜」の通し。これ3回目だろうか。「毛抜」「鳴神」「不動」といった歌舞伎18番が次々に出てくる、いわば海老蔵のワンマンショー。前とは少し変わっているような気もした。はっきりした記憶がない。
いちばんよかったのは、菊之助の雲絶間姫。けっこう色気があり、鳴神上人が堕落するのももっともかと感じさせた。海老蔵は、ちょっとそれに押され気味。「毛抜」も実におおらかで、ごきげんに花道を下がっていったが、もう少し人間離れしてもいい。
「不動」は、いつものように空中浮遊。同じときに観劇していた早野龍五さんの話では、最前列からお賽銭が投げられたとのこと。すでに海老蔵は仏だ。二階のロビーには、成田さんからお不動さんが勧請されていた。
帰るときに、夜の部も見るという早野さんに近刊『京都がなぜいちあんなのか』をお渡しする。
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