7月26日(木)中川智正に面談した毒物学者の本と続く死刑執行
昨日、再校ゲラとともに、アンソニー・トゥー『サリン事件死刑囚 中川智正』(角川書店)が送られてきた。
半分くらい読んだが、著者は、サリン捜査に協力した毒物学者。死刑確定後の中川に特別に14回にわたって、面接をしている。これは、異例のことだ。出版は死刑が執行されてからという約束だったので、この時期になっている。
著者は、中川の人間性を評価しているので、彼の証言を淡々とつづっている。オウムの化学兵器や生物兵器の製造に携わった遠藤誠一や土谷正実などについても触れられているが、まだ全部は読み終えていない。
そんななか、今朝、新たにオウムの死刑囚に対する死刑が執行されたというニュースが飛び込んできた。今のところ、林泰男と橋元悟に執行されたらしい。平田信の裁判で、林が証言したときのことは覚えている。彼は平田に友情を感じているようで、自分が死刑囚であるにもかかわらず、彼をかばうような証言をしていた。
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