12月21日(金)寺島靖国邸をはじめて訪問する
女子大の授業最終日。授業も演習も授業アンケートになった。二つ重なるのははじめて。「宗教史」の授業は、日本の宗教を一回で解説することになり、急ぎ足。
授業が終わってから、歩いて北町1丁目のバス停まで行く。妻と待ち合わせ、寺島靖国邸へ。夜なので暗いが、家にはたしかに電柱が。しかも緑色。
二階の部屋にあげていただくと、廊下にはCDがあふれている。リスニングルームには、アヴァンギャルドがどっしりと構えている。写真では見たことがある部屋だが、実際に入ってみると圧倒される。
ツイーターやらケーブルの話がひとしきり出た後に、アンプ類に電源が入る。聞かせていただいたのは、ヨーロッパのピアノ・トリオ。最近の寺島氏は、そういうのばかりを聞いているとのことで、いかにそうした音源が生かせるかでオーディオが成り立っているとのこと。
たしかに、ピアノとベースとドラムスがはっきりと分かれ、しかも前後関係もよくわかる。ピアノやシンパルの音が心地よく響く。ベースも鳴っている。その点では言うことがない。CDの音源が久しぶりにいい音に聞こえた。
そこで、最近のピアノ・トリオ以外はどうなのかと、無理な注文を出してみた。寺島氏はかなり渋っておられたが、なんとかバド・パウエルをかけたもらった。これがひどい。さらに、美人白人ボーカリストの歌もかけてもらったが、場末のスナックのような音。
なるほど、このオーディオは特定の音源しか再生できないということがはっきりした。こういうやり方もあるのだと、新しい世界を知った気がした。あとはいろいろ雑談。80歳にして寺島氏が意気軒高だということがよく分かった。立派だと思う。
2時間ほどで退散したが、吉祥寺駅まで歩き、思いついて「ファンキー」へ。寺島氏のライバル店なので、どうかと思ったが、やはり私には思い出の店。昔とは場所も、中身も違っているが、唯一健在なのがパラゴン。やはりいい音がした。
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