12月3日(月)歌舞伎座夜の部は初日
昨日は歌舞伎座夜の部へ行った。初日。三階席で三列目は珍しい。やはり玉三郎の「阿古屋」の人気なのだろう、1列目がとれなかった。1階席に某大学教授夫妻が来ているのを発見しつつ、観劇。
「阿古屋」は、以前1階席の前の方で見たことがある。やはり胡弓がいちばんうまいのは変わらず。絢爛さも変わらないが、少しからだが前よりも細くなったかもしれない。松緑の人形ぶりはそれなりだが、今度玉三郎のも見る予定なので、そちらを見てみないと評価は下せない。
次の「按摩と泥棒」ははじめて。中車がうまい。この人、あと10年歌舞伎をやったら、べらぼうにうまい芝居をするのではなかろうか。松緑はまだ役をつかみきっていないかもしれない。
最後は「二人藤娘」。「藤娘」は、「道成寺」に比べて動きが少ないので難しい。初めての二人、途中でだれる。もっとも二人の頭のなかには、「阿古屋」のことしかないのだろう。
帰り、魚粋に寄ったら、カナダ人にレナード・コーエンを勧められる。コーエンはカナダ生まれだということをはじめて知った。
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