1月13日(日)初春大歌舞夜の部を見る
昨日は午後、さいたまのNHK文化センターで講義。二二社のうち下八社について述べたが、最近行った中七社にもjふれた。
そこから銀座へ出て、時間があったのでサウンドクリエイトにより、新年のあいさつ。シーズン3の打ち合わせを若干。
銀座へ出た主な目的は、歌舞伎座夜の部を観るため。
演目は「絵本太功記」、「勢獅子」、「松竹梅湯島掛額」。
最初の「絵本太功記」は、吉右衛門が立派だが、個人的にこの話、断片的すぎて、いつもあまり面白いとは感じられない。真柴久吉がなぜ風呂を沸かして、自分で先に入るのかがわからない。誤って母親を殺すというのも、どうなんだろうか。
次の「勢獅子」は、ベテランたちはさしたるものではなく、若手の勢いが目立った。
最後の「松竹梅」は、すでにNHKのテレビ中継で見たが、あまり変わっていなかった。二つの話を無理にくっつけただけで、この作品どうなのだろうか。猿之助も、なんだかさほどやる気には思えなかった。
七之助の人形ぶりについては、渡辺保先生が劇評で書いているし、そこで書かれていることは、先日直接うかがった。人形になろうとすると、人間になり、人間になろうとすると人形になる。いろいろと難しいところだ。
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