2月10日(日)2月大歌舞伎辰之助追善はとても満足
昨日は歌舞伎座夜の部に行き、今日は昼の部に行った。夜の部の方は、久しぶりに一階一列目。しかも、芝居の内容がいいので、昼夜とも堪能した。
とにかく役者がそろっている、人間国宝が4人も出て、しかも辰之助追善。2月で、ほかに歌舞伎の公演がないということも影響している。1月とは大きな違いだ。もしかしたら、2月が歌舞伎の見ごろなのか。そんな気もした。
かぶりつきで見た「熊谷陣屋」は、前半、吉右衛門がすでに人間の域を超えていしまっているのを同じ空間のなかで目の当たりにしたということで圧巻。後半、出家のところで、法然のもとへ行ける喜びをこれまでになく強調したところがよい気がしたが、最後は、涙になり、もう一つ先に喜びと悲しみの交錯した世界があるのではと思わせた。
左近が五郎をつとめた「當年祝春駒」でも、梅玉、又五郎、錦之助と役者がちゃんとそろっている。松緑の辰之助追善の演目「名月八幡祭」は、玉三郎と仁左衛門のコンビが、結局はいい加減な江戸の悪者のありようをリアルに示して、前に松緑で見た時とは大違い。ほかにも、歌六の魚惣が大進歩。
昼の部では、最初の「すし屋」。これはなかなか手ごわいのではと思っていたが、最初、松緑が泣かせた。これは大進歩。意外に良かったのが、新悟の若葉の内侍。これだけできるとは思わなかった。
期待外れだったのが、「暗闇の丑松」。菊五郎のからだの動きが、丑松にどうしてもなり切れない。リアルな新歌舞伎だけに、年齢的な問題もある。それに、話が難しいし、冗長な感じもした。辰之助の例が菊五郎に乗り移るのかと思ったものの、そうはならなかった。最後は、「団子売」。この演目と言えば、孝太郎で、孝太郎と言えば「団子売」。さすがにお手の物。
日曜日は、終わってからサウンドクリエイトへ。謎の物体が入ってきたというので、それを聴いた。
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