2月3日(日)平成の間に新宗教はこんなにも縮小している
明日NHK文化センター青山教室で、私の平成史として「オウム真理教と新興宗教の変遷」という話をする。
それでちょっと気になって、平成の間の新宗教の信者がどれだけ減少したかを改めて確認した。比較は、『宗教年鑑』の平成30年版と平成2年版。
PL教団は現状は74万1788人(-107万人)
天理教は119万9223人(-193万人)
立正佼成会は260万9979人(-373万人)
霊友会は123万9270人(-193万人)
この4つの教団だけで、866万人減少している 現在は579万人だ。
ほかに、平成30年版で100人以下の、新宗教に限らず、教団を拾ってみると次のようなところが出てきた。
彌山教 60(1627)
實行教 38(10万6620)
日の本教 22(1万1000)
真言宗鳳閣寺派 7(1万6000)
現證宗日蓮主義佛立講 70(200)
璽照教団 81(194)
御嶽修験宗 11(460)
彦山修験道 54(1230)
カルバリキリスト教団 20(482)
八大教 5(418)
これ以外にも、100人以下の教団が2つあったが、平成2年版にないので省略した。
10万人の信者を抱えていたところが、わずか38人というのは、消滅一歩手前だ。栄枯盛衰ということもあるのだろうが、ずいぶんと激しい。やはり「宗教消滅」に向かっているのだろうか。
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