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April 2019

April 27, 2019

4月27日(土)国立公文書館に『江戸時代の天皇』を見に行く

国立公文書館で『江戸時代の天皇』という展示をやっているので見に行った。

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無料の展示だが、なかなか興味深い。江戸時代の天皇のことはあまり知られていないが、今回の展示では、現在の天皇の退位に関連した形で全体がまとめられている。後水尾天皇の譲位や改元のこと、あるいは行幸など。今回のことに絡めてあるので、わかりやすい。

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改めて話題になった「平成」の書も。これは本物。はじめて見た。

図録は前に編集されているので、今回の言行のことなどは盛り込まれていない。比較してみるとさらに面白い。

April 24, 2019

4月24日(水)『教養として学んでおきたい仏教』がマイナビ新書として刊行された

今月は三冊の本を刊行することになった。

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その第3弾が、マイナビ新書の『教養として学んでおきたい仏教』。基本的には仏教の入門書ということになるが、一般の入門書とはかなり違うものになっている。

日本での仏教の受容は、原始仏教が明治時代とかなり遅れたので、そこにずれが生じている。日本人はずっと中国から取り入れた大乗仏教を信仰し、部派仏教についてはほとんど知らなかった。それが、明治になるとヨーロッパの学界の影響で、原始仏教を知ることになる。

原始仏教が本当に釈迦の教えなのかを含め、仏教をどう理解していけばいいかを解説した。その点で、珍しい仏教入門に仕上がっているはずだ。

 

 

April 20, 2019

4月20日(土)『日本の神社100選』が4刷で10万部に近づく

『一生に一度は行きたい日本の神社100選』が重版になりました。

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これで4刷。総計で92,200部とか。10万部も間近です。

 

April 17, 2019

4月17日(水)歌舞伎座昼の部へ行く

昨日は歌舞伎座昼の部へ行った。行かないつもりだったが、先日夜の部を見に行ったときに渡辺保先生に出会い、いいと言われたので、これは行くしかない。

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最初は、平成代名残絵巻(おさまるみよなごりのえまき)。いかにも勘十郎の演出。最後両花道をつかっての引っ込みで、巳之助と児太郎が六法を見せるが、それだけでなんとなく満足してしまう。

次は、座摩社という見たことのない場面が前についた野崎村。渡辺先生も書いているが、又五郎の演技が空回りして、座摩社はあまり面白くない。これがついたがゆえに、全体で2時間。たしかに時蔵のお光はいいし、雀右衛門もかわいい。さらに歌六もいいのだが、最後観客の皆さん、トイレに行きたくて、全体に集中力が低下。早く終わっての声も。ここらあたり、休憩を入れるなど考えるべきことかと。

次は、藤十郎米寿の祝いの寿栄藤末廣(さかえことほぐふじのすえひろ)。なんてことのない舞踊だが、猿之助がきれい。最初誰が出てきたのかと思ってしまった。実は今月は女形の饗宴、玉三郎や七之助などを除くと、女形勢揃いの感がある。そのなかでも、猿之助が存在感を示したような。

最後が、渡辺先生御推奨の「鈴ヶ森」。たしかに、物語として面白くはなっているが、気になったのは菊五郎の身体。とても若々しいとは感じられないところに難しさがあった。

 

April 16, 2019

4月16日(火)今月第三弾はマイナビ新書の『教養として学んでおきたい仏教』

今月は三冊本が出る。すでに『神社から読み解く信仰の日本史』と『親が創価学会』は発売になっているが、第3弾の見本ができた。

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第3弾は、マイナビ新書の『教養として学んでおきたい仏教』だ。

「仏教について学ぶ。 
それが、この本の目的です。 

「宗教、とくに仏教について学んでおく必要があるのではないか」 
多くの日本人は、年齢を重ねることで、そのように考えるようになります。 

では、仏教についてどのように学んでいけばいいのでしょうか。 
この本では、仏教を学びたいと考えている人たちに、宗教学者の島田裕巳先生に、どう学んでいけばいいのかを解説していただきました。 
仏教の世界は広大であるため、その全貌を伝えることは難しいのですが。 
仏教が宗教の一つとしてどういった特徴を持っているのか、理解しておかなければならないことは何か、そこから解説します。」

これだけ分かりやすい仏教入門の本もないのではないか。著者としてはそう思っている。

April 14, 2019

4月14日(日)「旅路にて」の李さんと女体神社ならびに桜並木

昨日は、さいたま新都心のNHk文化センターで講義をしたあと、駅で李さんと落ち合い、武蔵国一宮氷川女体神社へ行く。李さんを案内するにはふさわしい場所かと。

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神社自体はありふれたところだが、その下に、見沼田んぼ回廊が広がる。

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聞けば20キロにわたって、桜並木が続くらしい。もう桜も散る時期だが、一度、満開の時に訪れてみたい。

April 12, 2019

4月12日(金)長い休みも明けて大学がはじまった

春の休みは相当にながいのだが、それも終わり、大学の授業がはじまった。

今年も、前期は「宗教学」と「思想史演習」を担当する。

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「宗教学」は、今年は教科書ができたので、それを使うことにする。パワポでの授業は、やはりよくないように思えたので、とりあえず、映像だけ見せた。

「思想史演習」は、前期は九鬼周造の『いきの構造』。学生は10人ほど来たが、様子見もいて、最終的に何人になるかはわからない。どういうやり方をするか、それが問題。

April 09, 2019

4月9日(火)歌舞伎座夜の部を観に行き渡辺先生に遭遇する

昨日は歌舞伎座へ行った。グループ展、ブルーノート、小劇場、歌舞伎と、4日間続けて外出。さすがにちょって疲れる。

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最初は、仁左衛門の「実盛物語」。期待はしたが、それほどでもなかった。「実盛物語」は、一時海老蔵がやっていて、それがよかった記憶がある。今では、子煩悩で知られるが、その片鱗が実盛にはあった。その点で、仁左衛門にはそれが乏しい。太郎吉の眞秀は、先月に続いて。お母さんにかなり鍛えられているのだろうか。

次は猿之助の「黒塚」。3回目だと思うが、イメージが少し変わった。それが終わって、廊下に出てみると、渡辺保先生が6月のポスターを見ているのに遭遇。いろいろ「黒塚」についての不満を言われた。劇評に出ることだろう。

最後は「二人夕霧」。前にも見たような気がするが、こんなものだったのだろうか。妙なものという印象を受けた。

渡辺先生の話では、昼の部の「野崎村」と「鈴ヶ森」がいいとのこと。そう言われたら、見に行かざるを得ない。

 

April 08, 2019

4月8日(月)高橋いさを「母の法廷」を観る

昨日の午後は、高橋いさを作演出の「母の法廷」を見に行った。もともとは朗読劇として書かれたものを、今回は一般の演劇作品に仕立て直したものらしい。

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『劇団ショーマ』時代の作品とはずいぶんと趣が違う。なぜこういう作品を作ることになったのか、作者自身があまり語っていないのでわからないし、女性ばかりが出てくるというのも、高橋作品としてははじめてではなかろうか。

役者は、元宝塚の娘役トップ月影瞳という人の力が目立った。ほかの三人もしっかりしている。トリロジーでも感じたことだが、一人でも力が劣る役者がいると、こういう劇は成り立たない。

三輪暁さんの絵でも、トリロジーでも感じたことだが、この劇でも成熟ということを強く思った。人生百年時代になると、成熟まで時間がかかる。逆に、これまでとは違う形での成熟を、私たちは得ることができるのかもしれない。

April 07, 2019

4月7日(日)チック・コリアのトリロジーをブルーノート東京で聴く

 昨日の夜、ブルーノート東京へ行った。

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チック・コリアのトリロジー、クリスチャン・マクブライドとブライアン・ブレイドのトリオ。とにかう3人ともがうまいし、一つに溶け合って、それが心地いい。

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今回は、結婚10周年記念でもある。10年前、チック・コリアとブライアン・ブレイドがメンバーになったファイブ・ピーセス・バンドを結婚前の妻と見に行った。10年たったのかと思うと、月日の経つのは早いものと改めて思う。

April 06, 2019

4月6日(土)三輪暁さんのグループ展へ行く

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その後、近くのK’ギャラリーへ。高校の同級生、三輪暁さんが出展しているグループ展へ。

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二枚の絵は、何か曼荼羅を思わせた。見るものをそのなかに溶け込ませていくような趣。

そのあとは、高校のミニ同窓会。

April 03, 2019

4月3日(水)今月第一弾は『神社から読み解く信仰の日本史』

今月は3冊新刊が出る予定。その第一弾が、SBビジュアル新書の一冊、『神社から読み解く信仰の日本史』。タイトルだけとるとちょっと固いが、写真やイラストがふんだんに使われているので、読みやすいし、楽しいはず。

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いちばんの特徴は、著名な神社の詳しい境内図が立体で表現されているところ。これは、訪れるのに便利。

本文は全部自分で書いているので、私の今の神社についての考え方もわかるはず。ということで、よろしく。

April 02, 2019

4月2日(火)国書と言いつつお釈迦様の掌のなかのような話である「令和」について

日曜から月曜にかけて、箱根に旅行してきた。月曜の朝、ケーブルカーに乗ったところで、元号が発表されるということで、ネットで生中継を見た。

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車中のため、音が出せないので、最初、「れいわ」ではなく、「りょうわ」と読んでしまった。

はじめて、国書から選ばれたということがポイントらしいが、その元は結局中国のものにあるということで、西遊記の孫悟空がお釈迦様の手の中から逃れられないような話になっている。

典拠になった『万葉集』巻五の梅花の歌の序文を見ると、次のようになっている。

「時に、初春の令月、気淑しく風和らぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後のに薫る。」

これは、岩波文庫の読み下しだが、全体を読んでも、まさに漢詩のよう。『万葉集』と言えど、中国の影響は明らかで、国書と言って、日本の独自性を強調するのは難しい。

元号もなかなか勉強になる。

 

 

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