5月15日(水)国立劇場で通し狂言「妹背山婦女庭訓」を見る
昨日は国立劇場に人形浄瑠璃、文楽を見に行った。
文楽を見るのは久しぶり。文楽というより、演目に興味があった。なにしろ、「妹背山婦女庭訓」は、古代が舞台になり、物語に神話が盛り込まれているからだ。
今回は、大序が復活したのとのこと。物語的には、やはり第2部のはじまり、「妹山背山の段」が一番重厚で、面白かった。それに比べると、第1部のところは、歌舞伎でもみたことがないところがほとんどだが、さほどではなかった。
山の段が優れているのは、入鹿という権力者が表に出てこないところだろう。その入鹿の力によって、若い二人が命を落とす。権力者というのは、「勧進帳」もそうだが、表に出てくると安っぽくなる。入鹿をいかに凶悪に描こうとも、そこは難しい。人間ならまだしも、人形だと恐ろしさがさほど出ない。これは、物語の構造なのでいたしかたないことだろう。
朝10時半から9時近くまで。見るほうもなかなか大変である。
« 5月11日(土)LP12は調整のためしばらく不在 | Main | 5月16日(木)映画『クリムト』の試写を見た »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 11月14日(金)三谷歌舞伎で芝晶の走り回るのを追いかけた。(2025.11.14)
- 11月2日(日)歌舞伎座顔見世初日昼の部は「鳥獣戯画絵巻」が面白かった(2025.11.02)
- 10月16日(木)歌舞伎座「義経千本桜」をコンプリートしたのだが(2025.10.16)
- 10月13日(月)歌舞伎座「義経千本桜」鳥居前の鳥居が一本でまずはそれにビックリ(2025.10.13)
- 10月10日(金)「吉野山」の團子は天才的なところを見せたが(2025.10.10)
« 5月11日(土)LP12は調整のためしばらく不在 | Main | 5月16日(木)映画『クリムト』の試写を見た »













Comments