12月26日(木)森鷗外が娘を安楽死させようとしたこと知り娘の終焉の地を訪れる
今、安楽死のことを調べていて、森鷗外のことにぶち当たった。よく知られるように、鷗外の「高瀬舟」は、安楽死を扱った作品だ。この作品については、本人が「高瀬舟縁起」という文章を書いていて、安楽死についての問題提起だったことが分かる。
調べてみると、鷗外は、娘の茉莉が幼い時、百日咳で苦しんでいるのをみかねて、安楽死させようとしたことがあった。注射で死に至らしめるという方法だ。それを義父が止めたという話で、実際のことについては、茉莉本人も含め、子どもたちが違うことを言っているのではっきりしないところがある。
もしそこで安楽死させたいたらどうなっていたのか。犯罪として問われた可能性もある。
これを無事生き延びた茉莉は、小説家ともなり、84歳まで生きた。そのことを調べていたら、亡くなったのが経堂だということが分かった。
そこで亡くなったというアパートまで出かけてみた。部屋は小さいようで、今は中国人が多く生活しているらしい。
調べていくと思わぬことに出くわすものだ。
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