1月21日(火)岩波文庫版プルースト『失われた時を求めて』全14巻を読み終えた
今日の朝日新聞に、岩波文庫版のプルースト『失われた時を求めて』が完結したという記事が出ていた。
実は、私も、この岩波文庫版全14巻を昨日読み終えたばかりだった。
1が出たのが2010年11月。そのときから新しく出るたびに買い、それを読んできた。刊行の間隔がそれぞれかなりあり、読み終えてから次が出るまで時間があるというのが普通だった。
最初の頃は、夏休みの楽しみのようなところがあり、海外のリゾートで読んだりもしていた。
とにかく長い小説で、サロンでの会話のシーンが延々と続いたりするのが特徴だが、恋あり、同性愛あり、政治ありと話題はさまざまで、全体小説の趣がある。プルーストは、どうやらこの小説を40代のときに書いていたらしい。これは、漱石の創作期間と重なる。亡くなった時には、今の感覚では若い、51歳だった。最終巻では老いの問題が扱われているが、現代だと40代の終わりに老いについて書くのは難しいかもしれない。
はて、『失われた』を読み終えて、次は何を読もうか。長い小説はいくらでもあるが、選択は難しい。『源氏物語』でも読もうか。そんな気はしている。
« 1月19日(日)東京国立博物館で「出雲と大和」展を見る | Main | 1月23日(木)孫と『シンカリオン』を見に行く »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 7月13日(月)『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』の7刷が決定(2026.07.13)
- 7月7日(火)『歴史人』の8月号神道と神社の特集に寄稿した(2026.07.07)
- 7月6日(月)『生成AIという新しいパートナー』という新刊は共著(2026.07.06)
- 7月1日(水)監修本の『死の話』重版見本が届く(2026.07.01)
- 6月22日(月)最新刊の『自分の死に場所』重版が決定(2026.06.22)
« 1月19日(日)東京国立博物館で「出雲と大和」展を見る | Main | 1月23日(木)孫と『シンカリオン』を見に行く »













Comments