1月15日(水)『宗教年鑑』令和元年版から宗教消滅の傾向を探る
文化庁が出している『宗教年鑑』の令和元年版が公開されていたので、それを見てみた。
その前年の平成30年版との比較ということになるが、1年だけにそれほど大きな違いはない。それでも、いくつか注目点が。
一つは、ここのところ信者数が増えているとしてきた、西本願寺と東本願寺が少しだが、信者が減っているとしている。それでも、数字としては信用できないが、これからどうなるかが注目される。
数字が伸びているところもあって、日蓮正宗が増えていたり、天照皇大神宮教が増えていたりする。これは、今後を見ないと何とも言えないが、着実に伸びているし、数字が信用できるのが真如苑。それでも、1年で3500人の伸びというのは、鈍化しているようにも見える。
信者数が減り続けている代表としては立正佼成会で、1年で23万6000千人減っている。現在が237万人なので、このままいくと10年で消滅してしまう。パーフェクトリバティー教団は、2万人減。桑田真澄氏がPL学園野球部復活に動いているが、どうだろうか。
各教団にとって厳しい状況は続いている。
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