1月14日(火)新橋演舞場の見ものは堀越勸玄の少年忍者
今日は新橋演舞場へ行ってきた。海老蔵の公演。昼の部だけ。夜の部は、とりそこなった。それだけ大人気。
昼の部は、孝太郎の雪姫で「金閣寺」。松永大膳は獅童。その弟を国矢がやっているのは、超歌舞伎つながりだろう。久吉は右團次。前半はどうかと思ったが、竹本が愛太夫に代わってからよくなった。
次は「鈴ヶ森」。莞玉の権八。色気がある。海老蔵の長兵衛は、貫禄はあっても、セリフがどこかおかしい。無理に長兵衛らしさを出そうとするからか。
最後は、新作の「雪蛍恋之滝」。秋元康作ということだが、セリフの日本語が格調がない。
何より見ものは、少年忍者の堀越勸玄。しっかりしているし、立ち姿がいい。立ち回りも決まって、花道をさっそうと下がっていった。
話は大したことはないが、児太郎がいい。ずいぶん腕を上げた。こちらが雪姫の方がよかったような。
帰りがけ、歌舞伎座の向かいで葵大夫とすれ違う。
« 1月13日(月)ミュージックバードをめぐる事件と国立劇場初芝居 | Main | 1月15日(水)『宗教年鑑』令和元年版から宗教消滅の傾向を探る »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 7月13日(日)歌舞伎座夜の部は断然團子(2025.07.13)
- 7月5日(土)歌舞伎座7月大歌舞伎の初日に舞台には予言された大波が来た(2025.07.05)
- 6月16日(月)音羽屋襲名は2か月目で夜の部(2025.06.16)
- 6月7日(土)歌舞伎座は音羽屋ダブル襲名の2か月目(2025.06.07)
- 5月9日(金)音羽屋襲名は昼の部で新菊之助の道成寺天才ぶりを発揮する(2025.05.09)
« 1月13日(月)ミュージックバードをめぐる事件と国立劇場初芝居 | Main | 1月15日(水)『宗教年鑑』令和元年版から宗教消滅の傾向を探る »
Comments