2月24日(月)リオのカーニバルで補助金が削られたことの背景に信仰をめぐる大変動がある
リオのカーニバルについて、興味深い記事を読んだ。
最初は産経新聞。市長がプロテスタントで、カトリックの行事であるカーニバルを嫌い、それで補助金を削ったというもの。
もう少し調べてみたら、次のような記事があった。こちらは、背景がいろいろ書かれていて興味深い。英文だが、翻訳ソフトで内容はわかる。
市長は、プロテスタントのなかでも福音派で、異教の行事が入っているカーニバルが気に入らないらしい。そうした市長が選ばれるのも、ブラジルで福音派が増えているからだ。
今、中南米では、信仰をめぐってドラスチックな変化が起こっている。それは、大航海時代に、中南米にキリスト教の信仰がもたらされて以来の大変化だ。カトリックから、福音派やペンテコスト派に改宗する人間が膨大な数にのぼっている。それによって、カトリックは信者を奪われる形になっている。
おそらくは、都市化がそこに影響していると考えられるが、地方ではカトリックを信仰していた人々が、経済の発展によって都会に出てきて、福音派に改宗する。そうした流れが中南米全体で起こっていて、カトリックにとっては危機的な事態だ。そうしたことが、リオのカーニバルにも影響している。
ただ、経済発展が一段落すると、そうした動きはまた変化する。それも、それほど遠くない将来に起こることだろう。世界の宗教は動いている。改めてそれを感じた。
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