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March 2020

March 31, 2020

3月31日(火)石井宏さんが89歳で出版された『モーツァルトは「アマデウス」ではない』を読む

石井宏さんの『モーツァルトは「アマデウス」ではない』(集英社新書)という興味深い本を読んだ。

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なぜ読んだのか。最近クラシックを聴くようになったということもあるが、モーツァルトは好きではない。

ではなぜ。それは、今から25年ほど前、私がNHKの『ナイトジャーナル」という番組でサブキャスターをしていたとき、ジャズ評もしていたのだが、それがない別の週では、石井さんがクラシック評をやっていた。20回くらいは、話を聞いていたことになる。そのころ、お宅にお邪魔したこともあった。JBLのスピーカーで、実にいい音がしていたのを記憶している。

その石井さんも、現在89歳。今年の末には90歳になる。この年でといっては失礼だが、89歳で書き下ろしの本を出すというのは驚異的だ。しかも、年齢を感じさせない。実に面白い本だった。

89歳でも本が出せる。これは、私には大いなる励ましだ。

March 29, 2020

3月29日(日)桜に雪

桜にはもう葉が出ていて、散りそうな気配。そこに、季節外れの雪が。

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遊歩道に出てみた。

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雪桜が美しい。

March 27, 2020

3月27日(金)三冊の本を読んで古墳時代から建武新政までの日本の歴史を改めて学んだ

ここのところ、日本の歴史に関する本を3冊読んだ。

近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、大津透『律令国家と隋唐文明』岩波新書、佐藤進一『日本の中世国家』岩波文庫、だ。

別に意図したわけではないが、並べた順番に歴史が進行していく形になった。

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古墳時代には大規模な前方後円墳が各地につくられるが、しだいに大和の大王のものを除いて、規模が縮小されて、葬法も変わっていく。前方後円墳の時代の終わりに、仏教が伝えられ、寺院が死者の供養を担うようになり、またそれが権力の象徴ともなっていく。

仏教徒来の時代は、中国との関係が密接になった時代でもあり、中国の影響で律令制国家が成立する。これで日本の社会は大きく変わる。

ところが、平安時代になると末期に武士が台頭し、武家政権の時代に入る。その政治的な体制がどういうものであったか、鎌倉と京都で同時並行で変革が進んでいった。その過程を三冊の本で学んだ。

なかなかおもしろい読書だった。

 

March 26, 2020

3月25日(水)朝日カルチャーセンタは通常営業

昨日の午前中は、新宿の朝日カルチャーセンターで「スサノオの秘密」の2回目。コロナ騒ぎでも、受講生はちゃんと来ていた。スサノオは、牛頭天王でもあり、疫病の神。今、スサノオについて考えるべきことはいろいろある。

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朝カルは住友ビルにあるが、その行きかえりオリンピックのポスターがずっと張り出されている。延期と決まって、何か色あせて見える。

行くときに、ちょっと嫌な予感がしたが、どうもその正体は、東京でコロナの感染者が増え、東京都知事が外出の自粛を呼びかけたことにあるようだ。予言めくが、そんなことを都庁へと続く道を歩いていると感じたのかもしれない。

ネットでは、#BoomerRemoverというハッシュタグがはやっているらしい。これは注目すべき現象かもしれない。

March 22, 2020

3月22日(日)善福寺公園で花見

昨日の夜は、近くの魚粋に行った。なんと開店以来串揚げその他を担当していたカシラが広島へ帰るとのこと。

ならば、餞別にと、今日は花見がてらアテスウェイに行く。花見は善福寺公園。娘がはじめてボートを漕いだ。

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花見の時期としては、必ずしも多くはなかったようだし、満開ではなかった。

花見が終わってから、アテスウェイのアイスを食べ、並んでチョコレートケーキを買う。

帰りは、そこから吉祥寺まで歩いて、籠蔵で餃子。

経堂に戻って、ワインを買い、これもギフト。ようやく家に戻る。

March 19, 2020

3月19日(木)桜は咲き始めたが花見は自粛とか

買い物に出て、遊歩道を歩いたら、桜がちらほら咲いていた。

スマホをもっていかなかったので写真はない。今年は、コロナウィルスで、花見の自粛が言われているが、最近そういう花見をしたことがないので、あまり影響はない。桜が咲きかけている光景はのどかで、春の訪れが本格的になったことを示している。

昨日は、妻が会社の帰りにトイレットペーパーとキッチンペーパーを買ってきたので、とりあえず欠乏状態は脱した。あとは、ティッシュか。面倒なことになっている。

コロナは、はじめに感染が広がった東アジアより、他の地域の方が被害が甚大だ。これはなぜなのだろうか。ヨーロッパ各国やイランでは終息の兆候さえない。日本でも、感染者にはヨーロッパから帰国した人が多い。ヨーロッパでは、感染しやすい環境があるのだろうか。その点がよくわからない。

日本では、主に密室で感染が広がっている。そこから先はあまり広がっていない印象だ。そこいらへん、全体像がわかると、これからも予測できるのかもしれない。

大学からは、4月の授業開始を遅らせるという通知がきた。教える側は、別に早く始まれとは考えていないので、かまわないが、新入生は気が気ではないだろう。

東大でも入学式が中止とか。私たちの世代は、数年にわたって入学式も卒業式もなかったので、さほど同情的ではないが、こんなことも起こるのだ。

March 16, 2020

3月16日(月)ミュージックバードの寺島靖国さんはお元気

昨日は、午後半蔵門へ。国立劇場では、菊之助が「義経千本桜」を演じていたはずなのだが、まだ休演中。

ミュージックバードの収録。いつものように、竹田響子さんと。

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前回は、寺島靖国さんが途中退席のハプニングがあったが、今回は無事最後まで収録がすむ。

私がかけたのは、この3枚。ジョージ大塚さんは亡くなったばかりなので追悼ということで。「Peter Delano」は17歳のときの演奏。デビュー盤で期待されたが、その後、事故でピアニストとして活動できなくなったらしい。

ベン・シドランのアルバムは、アメリカにいるユダヤ系のミュージシャンを集めて収録されたもの。音楽はユダヤ教に関連するものがほとんど。ジョシュア・レッドマンとか、リー・コーニッツ、ランディー・ブレッカーなどが参加している。

それにしても、82歳の寺島さんはお元気。本人は体の調子がわるいと年中こぼしているが、連載を数本抱え、ミュージックバードをやり、カルチャーセンターでも教えている。あやかりたいものだと思う。

March 14, 2020

3月14日(土)もうすぐ桜

今日は雨で寒い。

昨日は暖かだった。新宿へ出た。南口を出てみると、いつものように大道芸をやっていた。

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そこに、桜がちらほら咲いていた。調べてみると、タカトオヒガンザクラというらしい。桜の季節もまじかに迫っている。

編集者と打ち合わせをしたが、今校正している本にコロナの影響が出ている。それをどうするかを協議。

ついでに、新しい企画が。

ディスクユニオンに寄ると、新しいレコードが安く出ていたので3枚買う。

March 11, 2020

3月11日(水)3.11にも春の気配

3.11である。あの日のことはよく覚えている。新宿にいて、結局、家まで歩いて帰った。娘は学校に預かってもらった形になり、引き取るのがかなり遅れた。

それから9年。あれだけの被害があったのだから、復興が容易に進むとは思えない。

 

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今日は一日本の校正をした。実は内容的に、今の状況から困ったことになっている面はある。ここは、なんとかしなければならないのかもしれない。

夕方散歩に出た。街には春の気配が濃厚に漂っている。そう言えば、2011年も、桜が咲いたことで、少し雰囲気が変わったところがあった。今年はどうなるのだろうか。

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March 10, 2020

3月10日(火)北海道の方が不安ななか私の新書ばかりを読んでいると投稿してくださった

世界はコロナウィルスで大変なことになっている。アメリカのダウ平均が2000ドルも下がったとのこと。今は、AIが売り買いしているわけだが、リスクをなんとか回避しようとする判断が、こうした結果を生んでいるのだろうか。その面の分析はなかなか表に出てこないし、そもそもAIのやることは人間に理解できていないのかもしれない。

ツイッターを見ていたら、ある方が、「新型コロナウィルスの収束が見えない北海道。森彦コーヒーを飲みながら宗教学者島田裕巳さんの新書ばかり読んでます」という投稿をされていた。そこには、写真も掲載されていた。

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たしかに私の書いた本である。北海道では感染が広がっており、そこに生活していれば強い不安を感じざるを得ないだろう。

そのなかで、私の本を読んでくれるということは、とてもありがたい。それが不安を軽減することに少しでも結びつくなら、著者としては最大の喜びである。

 

March 09, 2020

3月9日(月)寺下誠「トポロジー」は民謡ジャズで心地よい

先日買ったアナログ・レコードに寺下誠「トポロジー」というものがある。

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日本人の演奏はTidalではあまり聞けないのだが、共演がハロルド・ランドということなのだろう配信されていた。それを聞いたら、よかったので、復刻されたLPを買ってみた。

45回転だ。帯に「日米の伝統音楽が」と書いてあるが、まさにその通りで、民謡風なところがある。去年の紅白を見たら、若い人たちの音楽も民謡に近いものが少なからずあったように思った。

オフビートではなく、オンビート。和太鼓的ということだろうか。

もう売り切れているようだが、おすすめの一枚。

March 08, 2020

3月8日(日)新宿は日本人ばかりで買ったキース・ジャレット・トリオのLPは録音がひどい

昨日は新宿へ買い物に出た。娘のスニーカーを買うため。

土曜の新宿、それなりに人出はあるが、ふだんよりは少ないのだろう。日本人がほとんどなので、昔に戻ったようだ。混んでいたのは、ビッコロの白物家電売り場。4月からの新生活に備えるための買い物だろう。

帰りがけ、ディスクユニオンで、キース・ジャレット・トリオの新譜「Berwardhallen, Stockholm October 3rd 1989」のLPを買う。

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まあ、だめだろうと覚悟はしていたが、やはり録音がひどい。ジャケットの写真がぼけているが、それ以上に音はぼけている。

これをどう楽しく聞くのか。オーディオ的には実験ができるかもしれない。我が家のではだめだ。工夫がいりそう。

マッコイ・タイナーが亡くなったようだ。81歳。結局、生では一度も聞いていない気がする。これで、往年のジョン・コルトレーン・カルテットは、天国に勢ぞろいすることになった。天国で演奏する「至上の愛」はどんなものだろう。聞いてみたい。

 

March 06, 2020

3月6日(金)昔医療宗教学を志したときのこと

大学院の博士課程に進んだ頃のことだ。修士課程では、山岸会に入っていた経験からコミューンをテーマにして研究した。とくに修士論文では、世界のコミューンを概観するとともに、山岸会と武者小路実篤の新しき村を比較研究した。

修士論文を書き上げてしまうと、それ以上、コミューンの研究をする気にはならなかった。300枚書いて、もういいという気になってしまったのだ。

そこで新しいテーマを探すようになるが、そこで「医療宗教学」ということを思いついた。医療も宗教も病気直しをするという点で共通点がある。もちろん、アプローチや方法は違うが。

そこで、しばらくのあいだ、医学史を勉強した。川喜多愛郎先生の『西洋医学の史的基盤』も読んだし、医学部の図書館に通って、関連する論文もコピーした。先日、東大のなかを歩いていて、医学部図書館の前を通り、そういえばここに通ったなと、思い出したりもした。

しかし、医学史を本格的にやるには、医学部に行かなければならないと思うようになった。そこまではできない。それだけ強い動機がなかったのだろう。学会で発表したり、論文も1本だけ書いたが、それで終わってしまった。

コロナ騒ぎを見ていると、少しその時代に勉強したことを思い出した。とくに西洋医学が長い間にわたって無力だったことが頭に浮かんだ。

病気を治すということは、いったいどういうことなのか。いろいろと考えることはある。

March 05, 2020

3月5日(木)コロナウィルスも神の創造したもの

コロナウィルスの騒動は続いているが、神学ではこれをどのように解釈しているのだろうか。ちょっと調べてみたが、そうした議論はあまりないようだ。

神が唯一絶対の創造神であるなら、ウィルスもまた神の創造したもの。ということは、神学的に考えれば、その流行には神の意志が働いていることになる。

もし、ウィルスは神の創造によるものではないと考えたら、それは二元論になる。神とは別にウィルスを創造した存在があるということで、そうなると一神教の根底が揺らぐ。

神によって創造されたもののなかで人間を特権的な存在として考えるのが、一神教の伝統でもあるが、ウィルスの側にも生き延びようという意思があり、戦略がある。今回のウィルスは、感染の広がり方が密室でということが多い。日本だと、バス、タクシー、屋形船、キャバクラ、病院など、密室のなかでの感染で広がっている。そして、無症状も多い。子どもには致命的な害を与えない。

ウィルスも、生存するには宿主が死んでしまっては困るわけで、子どもに害を与えないのは、それをスプレッダーとはするものの、命までは奪わないという戦略であるようにも見える。

さらに、ウィルス騒動によって、世界の懸案も解決している面がある。たとえば、中国の大気汚染。経済活動の停滞で、大気汚染が劇的に改善したとか。今回広がっている地域のなかで、武漢もそうだが、イタリアのミラノを中心としたロンバルディア地方やイランは、大気汚染がひどい。それは地球温暖化とも結びつく。生産活動を停滞させれば、そうした問題が解決する。少なくともその示唆を与えている。

日本だと、満員電車が改善されたらしい。あるいは、安易に他人に接触することができなくなり、セクハラなども減るのではないか。となれば、これもまた難しい問題が解決されたとも考えられる。

グローバル化と経済発展に対する歯止めが必要だとされてはきたものの、有効な解決策がなかった。それをウィルスが示したとしたら、神はそれを望んだことになる。

March 03, 2020

3月3日(火)インタビューを受けた『野球と暴力』の本が3月12日に発売される

 元永知宏氏の著作『野球と暴力』(イースト・プレス)が送られてきた。それは、インタビューを私が受けたからで、第3章に出てくる。

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今回、インタビューを受けて気づいたのは、ユニフォームの問題。野球では、監督もユニフォームを着て、ベンチに入っている。こういうスポーツは珍しい。

それだけ、監督と選手との距離が近いということで、とくに野球では監督が持ち上げられる傾向が強い。そこに、監督が暴力を使ってまで、選手をしばろうとする要因が潜んでいる。

ただ、監督のユニフォーム着用はアメリカから来たもの。アメリカで生まれた他のスポーツだと、そうしたことはない。それはどうしてなのか。そこまでは解明できなかった。

 

March 01, 2020

3月1日(日)両国のシアターXで「未完の庭」の公演を見る

昨日は両国のシアターXに出かけた。前にも行ったことがある劇場の気がするが、何の時か覚えていない。

今回は、「未完の庭」という公演。音と舞と花。音楽と舞踊と華道の組み合わせだ。

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出かけたのは、花の部分を担う大久保有加さんからのお誘い。大久保さんとは、沿線が同じなのか、街中で偶然会うことがある。3度くらいあっているのではないだろうか。先日も小田急線のなかで会った。

1時間の公演で、ピアノの演奏があり、舞いがあり、そのなかで花を生ける。

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花は、グロリオーサ。その名からして宗教的だ。

その場で生けていくので、どうなるかは本人にも分からないところがあるのかもしれない。だが、花の存在感は圧倒的。もし、この公演で花がなければ、それほど興味深いものにはならなかっただろう。

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面白いものを見せた貰った。

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