3月27日(金)三冊の本を読んで古墳時代から建武新政までの日本の歴史を改めて学んだ
ここのところ、日本の歴史に関する本を3冊読んだ。
近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、大津透『律令国家と隋唐文明』岩波新書、佐藤進一『日本の中世国家』岩波文庫、だ。
別に意図したわけではないが、並べた順番に歴史が進行していく形になった。
古墳時代には大規模な前方後円墳が各地につくられるが、しだいに大和の大王のものを除いて、規模が縮小されて、葬法も変わっていく。前方後円墳の時代の終わりに、仏教が伝えられ、寺院が死者の供養を担うようになり、またそれが権力の象徴ともなっていく。
仏教徒来の時代は、中国との関係が密接になった時代でもあり、中国の影響で律令制国家が成立する。これで日本の社会は大きく変わる。
ところが、平安時代になると末期に武士が台頭し、武家政権の時代に入る。その政治的な体制がどういうものであったか、鎌倉と京都で同時並行で変革が進んでいった。その過程を三冊の本で学んだ。
なかなかおもしろい読書だった。
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