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July 2020

July 31, 2020

7月31日(金)リモート授業の前期が終わる

昨日で、大学の前期の授業が終わった。

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大学に一度も行くことなく、すべてリモート授業。

「宗教学」の方は、学生が100人を超えて履修しているので、対面でやってもリモートでもさほど変わらなかったのではないか。驚いたのは、昨日、リモートで試験をして、109名の履修者のうち108名が解答を寄せてきたこと。割合としては考えられないほど多い。

もう一つの演習は、カリキュラムが変わったため、4年生しか受講できないもの。例年4年が最後まで出ていることはなかった。ところが、今回は1名の受講生があり、二人でリモートで西田幾多郎の『善の研究』を読んでいった。結局、第1編の「純粋経験」のところを読み終えた。

さすがに、一対一で読んでいったので、内容の理解は格段に進んだ気がする。西田という人がなぜ哲学を志向したのか、それも理解できたかもしれない。

 

July 26, 2020

7月26日(日)朝日カルチャーセンターでの「疫病と神」の講座と近刊の『疫病退散~日本の護符ベスト10』

8月から9月にかけて、朝日カルチャーセンターの新宿教室で「疫病と神」の講座をやる。

時節柄、教室での講義と、オンラインでの講義が併用されることになった。申し込みは、こちらこちら

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それから、8月には、『疫病退散~日本の護符ベスト10』の本もサイゾー刊行される。こちらは、疫病除けの護符について網羅的に紹介したもの。そこからは、日本人が度重なる疫病に対して、どのように対処してきたかがわかる。

アマビエは今回ずいぶんと有名になったが、疫病退散の護符はいろいろある。

 

July 25, 2020

7月25日(土)図夢歌舞伎の最終回を見て忠臣蔵を通して楽しんだことになる

今日は、幸四郎の図夢歌舞伎の最終回。忠臣蔵の9段目と討ち入り。

9段目では、戸無瀬を猿之助が演じた。力弥は染五郎。幸四郎は、由良助と本蔵の早変わり。いずれも生で演じている。

9段目は、単独で上演されることが多いが、今回は、3段目で本蔵が出てきているので、つながりはいい。演じるのが難しいところだが、幸四郎も猿之助も、なかなかの熱演。この段だけで50分くらいかけている。竹本は葵太夫。娘のセリフを語ったところが珍しい。歌舞伎の舞台ではありえないことだ。葵太夫には素浄瑠璃もやってほしい気がした。

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9段目は重厚で、「吉野川」に匹敵する演目だと思う。その点で、役者が円熟していないと難しい。今回の幸四郎と猿之助は、それに十分たえる演技をしていたのではないだろうか。ぜひ、「吉野川」もやってほしい。

視聴環境は、第1回はかなり乱れたところがあったが、回を追うごとに進歩し、今回は3回くらい乱れたものの、さしさわりがなかった。いろいろと努力したのだろう。

初めての試みだけに、うまくいかなかったところもあるが、次回を期待させる内容だったのではなかろうか。ここのところの幸四郎、とてもいいと感じていたが、今回の企画で、初役も多く演じたところもあり、いっそう進歩したのではないだろうか。4日には歌舞伎座で拝見する。期待は大きい。

July 24, 2020

7月24日(金)安楽死事件について思うこと

安楽死をめぐる事件が起こった。たとえば、産経新聞はこのように伝えている

警察は、安楽死ではなく、嘱託殺人ととらえ、それで逮捕に至ったというのだ。

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最近出した『安楽な最期の迎え方』でも論じたが、日本で安楽死が認められていないとは言えない。というのも、裁判所は、安楽死の条件を定めているからだ。それも積極的安楽死にあたる。今回は、その条件に合致しないから逮捕したという点を見逃してはならないだろう。条件を満たしていれば、積極的安楽死を行っても、医師が逮捕されないということだ。

もちろん、日本では積極的安楽死を認める法律はない。尊厳死といわれる消極的安楽死でさえ、法制化が試みられてきたものの、実現していない。だが、実際に実行された安楽死をもとに、裁判所が判断を下している。

今回は主治医でないこと、そして、医療費ではない金銭のやり取りが行われたことが、嘱託殺人の要件を満たすとされている。

もしかしたら安楽死を繰り返していたかもしれない医師の姿は、本のなかで取り上げたスイスの医師プライシックの姿と重なる。スイスでは安楽死は合法化されていないが、利己的な目的でない自殺ほう助は認められている。

果たしてこの事件がどうなるのか。注目されるところだ。

July 22, 2020

7月22日(水)新宿駅にできた東西の自由通行路を通る

朝から新宿へ。

東西の自由通行路ができたということで、それを見てから、住友ビルへ。朝日カルチャーセンターの講座、出雲について話をする。今回は鰐淵寺から中世の信仰にふれ、その近代化にまで及ぶ。

講座が終わってから、担当者とオンライン講座の打ち合わせ。Zoomでやるもの。般若心経講義となる予定。これは、全国で見ることができる。

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新宿駅へ戻り、自由通路を通る。以前のJR西口と東口が通路になっていた。

つな八本店で昼食をとってから、ビックロ、伊勢丹、無印でいくつか買い物。

 

July 20, 2020

7月20日(月)先週に引き続いてミュージックバードと「半沢直樹」

昨日も、ミュージックバードの収録だった。お相手は、ディスクユニオン吉祥寺ジャズ館店長の大野さん。はじめて。この店には、大学に行った帰りに寄ることが多い。買ったものもかなりある。

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番組ではだいたい3曲かけることができるが、そのうちの一曲をジミー・ヒースの「レフトアローン」にした。なんと彼は93歳でアルバムを録音している。その後、今年の一月に惜しくもなくなっているが、音を聞いても年齢を感じさせない。驚くべきことだ。

スタジオでは、スタンダード曲について語ってみた。寺島さんから、番組では、視聴者が知っている曲がいいと常々言われていて、そこからスタンダードについて考えるようになったが、これはジャズのもっとも貴重な財産かもしれないと思った。もとはミュージカルの曲が多く、だれが歌っていたものか、もうたいがいの視聴者はわからなくなっている。これとトラディショナルが重要かもしれない。

ひるがえって、日本の歌の世界には、このスタンダードにあたるものがない。だから、何の音楽なのかがわからなくなってしまう傾向があり、音楽家も曲を作ることが難しいのではないだろうか。

家に戻ってからは、「半沢直樹」。番組のなかでも出てきたが、堺雅人も随分と「おじさん」になった。はじめて会ったのは彼が23歳のときだろう。このドラマ、相当予算をかけているのがわかるが、歌舞伎役者が4人も出るので、全体がまるで歌舞伎のよう。これからが楽しみだ。

July 18, 2020

7月11日(土)図夢歌舞伎は4回目

幸四郎の「図夢歌舞伎」を見た。4回目の今日は、7段目、一力茶屋の場。

事前に、幸四郎の祖父、初代松本白鷗の出演が決まっていた。幸四郎が平右衛門で、おかるは雀右衛門。白鷗が大星。

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第1回は、音がずれたり、いろいろ問題があったが、だんだん技術的には安定している。ただ今回も、最後の方で止まるなど、乱れた。編集版でそこは見直すしかない。

第3回は、猿之助が勘平をつとめ、ちょっと雰囲気が変わったが、やはり幸四郎で通した方がいい。全体に対する目配せが違う。

平右衛門は格別なところはなかった気がするが、おかるとのやりとり、同じ場にいないとすれば、どう撮ったのだろうか。最後は、白鷗との共演。同じ舞台にいるかのような演出は見事。

来週が最終回。9段目と11段目。9段目では、非常によかった加古川本蔵を幸四郎がやる。これは楽しみだ。討ち入りも工夫があることだろう。

July 16, 2020

7月16日(木)熊本に出張した

熊本へ行ってきた。企業の研修の講師。一時期は、こういう仕事ができなかったが、ようやく再開されるようになってきた。

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前回熊本に来たのは、地震の直前。前の月だった。ホテルから今の熊本城を見ると、天守閣は元通りになっている。ただし、近づくと、地震の跡がありあり。

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石組は文化財で、これを元通りにするには30年かかるとのこと。そのころには、私はおそらく生きていないだろう。

熊本で発見したことがいくつか。一つは、太平燕という食べ物を知った。チャンポンの春雨版。

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ただ、私が食べたのは、一般的なものではなく、普通はゆで卵が入っているらしい。

二つ目は、ワイドショーが全部東京の番組だということ。東京のことを皆知っているはずだ。そういえば、熊本弁が薄れているような気もした。

一番珍しく思ったのは、乗用車を運転しているのがおしなべて女性だということ。男性は、トラックや営業車を運転している。おそらく仕事関係なのだろうが、東京都はそこがまるで違った。

July 13, 2020

7月13日(月)ミュージックバードの収録とその後の出演予定

昨日は、ミュージックバードの寺島靖国さんの番組の収録だった。

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お相手は、いつものようにサウンドクリエイトの竹田響子さん。今回私がかけたのは写真の通り。

ジョシュア・レッドマンのカルテットのアルバムは出たばかり。まだ一回しか聴いていいなかったが、かけてみた。評価は寺島さんと共通していて、レッドマンは期待されたほど伸びていないということ。あまりにインテリすぎるのではないかとも。

寺島さんが途中、ローランド・カークの「溢れ出る涙」をかけた。最近お気に入りとか。録音がいいアルバム。カークとレッドマン、境遇が違う。恵まれた環境とそうでない環境、どちらが音楽に役に立つのか。難しいところだ。

コロナの影響で、番組のこれからの出演者が決まっていないということで、電話でのことだが、収録が終わってからその出演者交渉。その過程で、私にもお鉢がまわってきて、来週も出ることになった。さらに一週あいて、その後も2週あいてと、3回も出ることが決定。

話をするのはいいが、何をかけるかが問題。幸い、ハイレゾ音源がデータでもかけられるということで、ちょっと安心。でも、来週どうする。

July 11, 2020

7月11日(土)図夢歌舞伎の勘平は上方風

今日は幸四郎の「図夢歌舞伎」の3回目だった。

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ただ今日は、NHK文化センターさいたまアリーナ教室で講義をしなければならなかったので、生では見られなかった。

今回は、5段目と6段目。5段目では、幸四郎が定九郎。稻むらの表裏が見られたところが、いかにも図夢歌舞伎。そこに、猿之助の勘平が登場。セリフが関西弁で、藤十郎に倣ったのかとおもうような感じ。果たしてどうなのだろうか。

6段目に入ると、上方風の勘平であることが明らかに。なにしろ、紋服に着替えない。切腹もこそこそ陰でやる。これは、以前国立劇場で藤十郎が一人で忠臣蔵の主要な役を演じるというのを見た時と同じ。なぜ、こうしたのかはわからないが、こってりとした演じ方が猿之助の好みにあったのだろう。

実は、義父を殺していないことがあきらかになるところが省略されているので、内容がわからないところがあるが、血判がひどくリアル。

おかるは壱太郎で、いつものように顔の作りが問題な気もしたが、演技は悪くなかった。おかやは上村吉弥。義太夫は葵太夫で、普通の竹本では言わない百姓たちのセリフは、文楽からのようだ。住大夫の語りがモデルだろうか。

いつもより、歌舞伎らしかった。

July 10, 2020

7月10日(金)新しい椅子が来た

椅子が来た。

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今まで使っていたのは、こんな状態。

 

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写真ではわからないが、椅子を持ち上げるガスがなくなっている。直してくれるよう依頼したのだが、買った方がいいということで、こうなった。幸いかなり安く買えた。

これで、ちゃんと仕事ができる。ありがたい。

July 09, 2020

7月9日(木)なんやかやで

 7月もすでに9日。大雨で大変なことになっている。実は来週熊本へ行く用事があるのだが、無事行けるのだろうか。これが目下の心配。

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今週月曜日は、女性誌の取材を受けたが、斎藤哲也氏だったので、終わってから一緒に魚粋へ。久々に日本酒を飲んだら、飲みすぎてしまった。

昨日は、久しぶりに企業の研修で講師をつとめる。一部リモートというのは今風。

新しい本のゲラが来ていてこれを仕上げなければならない。その他もろもろ。土曜日は、さいたまのNHK文化センターでダブルで講義をしなければならないし、日曜はミュージックバードのはず。

July 05, 2020

7月5日(日)図夢歌舞伎は2回目

昨日は「図夢歌舞伎」の第2回を見た。

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忠臣蔵の4段目。判官の切腹と、城明け渡しの場面だ。

前回は、配信環境が十分に整っていなかったようで、画像が途切れたりしたが、今回は大分改善されている。

幸四郎が、切腹する判官と、大星由良助。力弥で染五郎が出ている。

4段目は、由良助が討ち入りの覚悟を決めるところだが、一つの大きな見どころは、切腹の舞台が整うまでの役者たちの整然とした動き。あるいは、襖の背後に居並ぶ家臣たちの居住まい。

さすがに配信では、それを表現することが難しい。わずかに力弥が襖越しに判官に声をかけるということで、それを示している。

さまざまな要素を抜きに、筋を通すということでは、見ていて物足らない。

さあ、猿之助の勘平はどうなるのか。幸四郎は斧定九郎をやるらしい。

 

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