9月4日(金)『疫病vs神』の見本が届いた
ここのところ本の発売が続いている。
中公新書ラクレとして出す『疫病vs神』の見本が届いた。
私が大学院の博士課程に在籍していたとき、医療宗教学を志したことがあった。医療と宗教とのかかわりはどうかというわけで、医学史を学び、そのために医学部の図書館に通ったりした。先日も、東大に行ったおり、その図書館の横を通って、そこが少しも変わっていないのに驚いたりもした。
ただ、医学を本格的に勉強しなければだめなのかと考え、途中で止めてしまった。
それが、コロナの流行でよみがえった形になった。今回の本は、日本の宗教の歴史が、いかに疫病の流行と密接に関係するのかを論じた。日本宗教史が、そのまま日本疫病史にもなるということだ。あるいは、その逆かもしれない。
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