12月30日(水)小川寛大氏の新刊『南北戦争』を面白く読んだ
よく取材を受けるジャーナリストの小川寛大氏から、『南北戦争』(中央公論新社)という新刊をいただき、これを読んでみた。
基本的に、戦争の本は面白いということなのかもしれないが、日ごろ南北戦争のことなど考えたこともなければ、知識もない人間からすると、すべてが新鮮で興味をひかれた。
リンカーンは、神格化されているが、したたかな政治家だったことがわかる。そして、この戦争によって、アメリカという国の今日の構図ができあがってきたことがよくわかった。そして、奴隷制の廃止が一体何を生んだのか。考えさせることばかりだ。
もし、この戦争がなかったら、それから先、アメリカが覇権国家になることもなかったのかもしれない。犠牲は大きかったが、南北戦争はアメリカを大国へと歩ませた気がした。
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