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昨日は国立劇場へ行った。「時今也桔梗旗揚」を観た。
武智光秀は、菊之助。昨年の三月は小劇場の方で、彼が「義経千本桜」の重要な3役をやる公演があるはずだったのを思い出す。コロナで、公演は中止。配信で見たが、はしょった部分があり、完全なものではなかった。そのリベンジ公演という意味もあるのだろう。
渡辺保先生の評では、菊之助の光秀評価されていなかったが、やはり光秀の鬱屈とした感情がまったく出ていない。以前、松緑で見たのを思い出しながら見ていたが、そこが二人の違いだろう。菊之助は、吉右衛門にならっていて、それがよくわかるのだが、吉右衛門ならこうだというのが演技からわかり、それと程遠いのがもどかしい。これは、人間性ということで、直すことなどできないのかもしれない。どうなのだろう。
国立劇場の外は桜が満開。
公演のあと、編集者と今書いている本の打ち合わせ。曰く、最近では著者と直接に会って話をすることがないという。それもご時世だが、やはりリモートでは伝わらないこと、生まれないことはある。
昨日、近くの桜木トンネルが開通した。
両脇が歩道になっているので、向こう側まで行ってまた戻ってきた。これ、将来は阿佐ヶ谷まで行くとか。いったいいつのことかはわからないが。
昨日から妻が娘を連れて実家に行っているので、家に一人。見ていなかった歌舞伎の「風の谷のナウシカ」を、昨日と今日で見た。大変に長い。南座での公演。最初の方は、歌舞伎らしくないが、今日見た第2部だと、とても歌舞伎らしい。
ナウシカの描き方が難しいと思うが、いろいろ役者が出ていて、楽しめる。右近の立ち回りはさすが。松也と開きがある。
種之助の道化には感心した。観客の関心を一瞬でつかんでいる。再演されたら、後半だけ見てもいいと思った。
昨日は歌舞伎座へ行った。第2部だけ。演目は、お馴染みの「熊谷陣屋」と「直侍」。仁左衛門と菊五郎である。
見終わってから知ったが、相模を演じた孝太郎、芸術院賞に選ばれたとのこと。演技に力も入るところだろうが、相模は物足らない気がした。「熊谷陣屋」の世界は、子供を失っても両親が最初平然としているという異様な世界で、それをいかに表現するかにある。その部分が物足らない。いかに普通の母親ではなくなるのか、難しいことではあるけれど、その壁を乗り越えないと名優とは言えないだろう。
ただ、この作品、時代ということを考えると、そこにずれがあるような気もした。作られたのは江戸時代で、作品の感覚は近世の、今に通じるような感性で作られている。ところが、舞台は鎌倉時代。中世の世界観は、近世とは異なる。最後熊谷が出家して、法然のもとへ行くわけだが、いつもそこが納得できない。熊谷はいったい何を思っているのだろうか。江戸的な世界のなかで、中世を演じることの矛盾があるような気がする。直侍は、菊五郎が元気ならそれでいいと思った。
終わってから、サウンドクリエイトへ。先日注文したユキムの除電ブラシが届いた。
使ってみたが、たしかに効果はあるような気がする。これからが楽しみ。
そんなに予定はないなと思っていたら、けっこう忙しい。
15日の月曜日は、取材が一件で、家では動画の収録があった。
火曜日は、ここのところ続けている若者たちとの勉強会があり、渋谷へ出かけた。終わってから編集者と企画の打ち合わせをしたが、帰りがけ、ホテルのロビーで作業をしていた華道家の大久保さんから声をかけられた。彼女とは、外で偶然会うということが実に多い。最低でも4回は会っている。前回も、1年ほど前に小田急線で会った。それで、彼女のイベントに参加したのだが、それ以来。不思議なものだ。
昨日は、取材で新宿に行く。調べていることがあり、その対象者にインタビューをした。終わってから、写真を撮られたが、新宿の雑踏のなかでの撮影。このライオンさんの近くで撮られた。
去年の1月にやっていらい延期になっている「オーディオ哲学宗教談義」。このままではできないということで、オンラインでやってみることになった。昨日はその収録。サウンドクレイエイトで、3時間くらいかけて行った。難しいのは照明で、最初そのセッティングに時間がかかった。
3回に分けて話をする。ライブとは違い、著作権の問題もあって、音楽はかけられない。ただ、合間にかけてみたのが、ラッセル・マローンのギター。
原音再生がシリーズテーマなので、このアルバムにはいっているギターとベースのデュオは迫力がある。
終わってから、自宅でオンライン講義があるので、急いで帰る。ところが、小田急線人身事故で止まってしまった。どうしようかと悩んでいたら、経堂までは行くということで、なんとか家に帰りつく。
NHK文化センターの講座で、五大宗教入門。時間にも間に合い、なんとかやり終えた。
昨日は娘が受験した大学の合格発表だった。以前なら大学で掲示を見ることになるのだが、今は、というか今年はネットで。昼からなので、それまでのあいだ落ち着かない。無事合格。どっと疲れて、午後は仕事もできなければ、音楽を聴くことも、ゲームをすることもできなかった。国語など教えたので、不合格だとダメージが強かったかもしれない。
夕方は、渋谷へ。苫米地英人さんの本の付録につけるDVDに、氏と私、それに中田考さんの鼎談を入れるということで、その収録に臨む。怪しい3人かもしれないが、話の内容はけっこう深いものになった。苫米地氏の息子さんも、娘と同じ大学に合格したということで、これは奇遇。
終わってから、外に出るわけにもいかないので、出前の鮨でしばしくつろぐ。
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