4月28日(水)母を看取る
昨日は仕事をしたあと、前日に続いて鍼治療。顔の神経が少し動くようになってきた。
そのまま、母親の見舞いに練馬へ。7時くらいに着く。妹が一人で看病。
大分悪くなっていたのだが、10分くらいすると、母の呼吸が変化した。下顎呼吸という状態で、これは亡くなる前の状況とのこと。
それが30分くらい続いただろうか。呼びかけても反応しない状態で、目が開いていても何も見えていないようだ。父が亡くなったときのことを思い出したが、ほぼ同じ状態。真ん中の妹が大阪に帰っているので、ラインでつなぎ、カメラで母の姿を写すが、光が足りないのかうまくいかない。
そうこうしているうちに、呼吸が弱くなり、それがとだえた。一度途絶えたあとにもう一回だけ息をすった。それが最後。
私が到着してから1時間もしないうちに亡くなってしまった。93年と66日生きたことになる。
亡くなった後、各所に電話。妹の夫も長野から車で帰ってきた。私の妻子もやってきた。
4月に入って、すい臓がんが発見され、今月中もたないと言われていた。その通りになった。
私は両親をともに看取ることができたので、その点では幸福なのかもしれない。
父も、亡くなって15年になろうとしているので、さぞや待ちくたびれていることだろう。
« 4月26日(月)緊急事態なので鍼治療 | Main | 5月1日(土)母親を荼毘にふす »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 12月8日(金)今日の朝日新聞では二か所の広告に登場(2023.12.08)
- 12月2日(土)二冊の重版が同時に決まり上海蟹のコースでお祝い(2023.12.02)
- 11月23日(木)あわただしい日々のなかでも今日は1日で7時間くらい話した(2023.11.23)
- 11月19日(日)創価学会の池田大作氏の訃報に接した(2023.11.19)
- 11月8日(水)古希の誕生日は体調不良だがマスクメロンはやはりおいしい(2023.11.08)
Comments