11月30日(火)昨日は『「墓じまい」で心の荷を下ろす』日だった
昨日、文化放送に出て新刊の『「墓じまい」で心の荷を下ろす』を中心に話をした。
すると、夕方日刊現代から、この本について電話取材を受ける。
季節がどのようなところへ来ているということだろうか。冬は亡くなる人が多く、葬式やら墓について考えるようになるということだろう。
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昨日、文化放送に出て新刊の『「墓じまい」で心の荷を下ろす』を中心に話をした。
すると、夕方日刊現代から、この本について電話取材を受ける。
季節がどのようなところへ来ているということだろうか。冬は亡くなる人が多く、葬式やら墓について考えるようになるということだろう。
昨日は法隆寺に行ってきた。
火災で焼失した金堂の壁画、その一般公開にむけてのプロジェクトが進んでいて、クラウドファンディングに応じた人が今回特別に招待され、観覧が許された。
観覧時間まで間があったので、境内を一巡。法隆寺の至宝を改めて観覧する。とくに、コロナで東京に気ながら一度も展覧会が開かれなかった百済観音を拝むと、感じるところは少なくなかった。改めてその美しさに魅了される。
奥に収蔵庫があるのを知らなかった。そのなかに壁画が安置されている。一回の観覧者はわずか4人。人間のはく二酸化炭素など、いろいろなことが影響するので、人数も限られ、観覧の方法も慎重。
初めて相対した壁画。損傷の度合いが著しいのに改めて驚かされるが、ずっと見つめていると、力強い線は残っていて、それに心打たれる。
あるいは、焼失ということがなければ、直接に相対することも難しかったのかもしれないが、関心の持ちようも変わってきたかもしれない。
1400年の昔が、今をじっと見つめている。そんな感覚に陥った。
今日は、東京女子大での授業の日。
授業の方は格別いつもと変わらないが、行く前に、瀬戸内寂聴氏が亡くなられたと聞いた。瀬戸内さんは、東京女子大の卒業生。
昔、NHKで「ナイトジャーナル」という番組のサブキャスターをしていたとき、一度瀬戸内さんにゲストに来てもらったように記憶している。どういう内容の番組だったかは分からないが、私の出ていた水曜日は女性の日だったので、それに関連する話題だったことだろう。
東京女子大の正門を入った中心部にある建物は、創立以来のもの。したがって、瀬戸内さんもこの光景を見ていたはず。
仏門に入られた方なので、すでに生死を超越しているのだろう。ご冥福をお祈りいたしますということばは、ふさわしくない気がする。
今日は68回目の誕生日。この年になるととくに感慨はないが、生きがいということは考える。その点で、オーディオというのは今の私にとって、大きな生きがいになっているような気もする。
というわけで、昨日おとといと、フォーラムで開かれたインターナショナルオーディオショウに行ってきた。
昨年はコロナで中止。今年は人数を限っての予約制。その分人が少なく、じっくり聞けたが、入場制限で入れないブースもけっこうあった。
全体的に重量化が進んでいる感じだが、聴いた音楽がクラシックやジャズではなく、ポップス的なものが多かったのは、実は売っている側の人間がそうした音楽を好むということだろうか。石川さゆり、中島みゆき、美空ひばり、中島美嘉なども聞いた。
帰りにサウンドクリエイトへ寄って、LP12のモーターのバージョンアップを頼む。これでずいぶんと変わるらしい。色々出るのですべて対応などできないが、新しいものをなんとか入れようと、それを生きがいに仕事することにしよう。
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