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朝、朝刊を開いたら、朝日新聞に『性(セックス)と宗教』の大きな広告が出ていた。大きいとは聞いていたが、ここまで大きいとは考えていなかった。ありがたい。
気分よく、上野へ。国立博物館でポンペイ展。なかなかおもしろかった。一瞬にして街が消え、その時が、そのまま冷凍保存されたよう。
見終わってからキッチンカーで、横川焼きそばなるものを食べる。
そこから、上野公園を通り、アメ横も見て、秋葉原まで歩き、そこから銀座へ。
サウンドクリエイトで、オーガニックDACが入った350を聞かせてもらう。何と贅沢で、芳醇な音の世界だろうか。
ただ、上品すぎるし、どういう音楽を聴くかが問われる。中森明菜の歌姫というレコードも聞いたが、こうなると、録音上の粗が見えて、よくない。
かねがね、火葬した遺骨を引き取らない「0葬」を提唱してきた。墓を作ろうにも作れない、あるいは墓の継承が難しいという家には、そうしたことが必要だと考えたからだ。遺骨の引き取り方は日本でも東と西で異なる。西では、もともと引き取る量が少なく、まったく引き取らなくてもかまわないが、東ではそうはいかなかった。そこが大きなネックになっていた。
ところが、最近、東京都内の主な火葬場を運営している東京博善が、遺骨を一部引き取ればいいというサービスをはじめた。
必ず一部を引き取らなければならないようだが、その量が少なければ、実質0葬が可能になったということだろう。
これも時代の流れ、あわせて東京博善では、粉骨するサービスもはじめている。これは海洋散骨を前提としたもの。
時代は大きく変わってきている。
今日は歌舞伎座へ。今年の初芝居。
席が増え、去年とは雰囲気がだいぶ違う。なかも、男性トイレがすべて使えるようになったり、外のソファの席が増えたりと、状況が変わっている。メデタイ焼きも土産で復活。
物故俳優の写真に新しく一枚が加わっていたので、その前で手を合わせた。1月の筋書きでは、昨年の芝居が総覧できるようになっているが、吉右衛門、1、3、5月に出演しているものの、すべて途中で休演している。その事実を今日知った。具合が悪かったのだろう。
芝居は、勘九郎の「一条大蔵卿」に、獅童の長男の初お目見えの踊り。
「一条大蔵卿」、改めて難しい芝居だと思った。吉右衛門の舞台と比較するのは酷かもしれないが、大蔵卿の屈折した心のありようが、出ていないように感じられた。
終わってから、韓国料理店で昼食をとり、築地・佃方面を散策。勝鬨橋を渡った。
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