2月4日(金)歌舞伎座第1部は不入りだが役者はがんばっている
今日は朝歌舞伎座へ。第1部を見る。
不入り。3階など2列目までしか客がいない。演目が地味で、そんなに客を呼べる役者ではないので、こうなるのか。あるいは、少し値段が上がったことも影響しているかもしれない。
真山青果の「御浜御殿」は、殿様と助右衛門のやり取りがすべて。松緑はセリフが明瞭でとても聞きやすいが、梅玉はそれに対抗するだけの声量がない。今、この芝居を見ると、大義というものを体現することの難しさを感じる。今の世の中とは相当に開きがあるが、それを埋めようがない。
昼は、食堂でいただく。
めでたい焼きがついためでたい焼き膳。はじめて。
最後は「石橋」。鷹之資がやはり素晴らしい。考えてみると、今から16年前の初お目見えがこの演目。父、富十郎にだかれて2歳が見栄を切ったのを覚えている。そのとき、後見をつとめていたのが、錦之助。
« 2月3日(木)梅まつり中止の羽根木公園へ | Main | 2月5日(土)読売新聞に3刷2万部になった『性(セックス)と宗教』の広告が出た »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 11月18日(土)歌舞伎座で「マハーバーラタ戦記」の再演を見る(2023.11.18)
- 10月13日(金)スイッチングハブをまた借りて歌舞伎座夜の部(2023.10.13)
- 10月7日(土)歌舞伎座昼の部と上質のパラゴン(2023.10.07)
- 9月4日(月)歌舞伎座秀山祭昼の部を見る(2023.09.04)
- 9月2日(土)国立劇場の初日は「吉野川」(2023.09.02)
« 2月3日(木)梅まつり中止の羽根木公園へ | Main | 2月5日(土)読売新聞に3刷2万部になった『性(セックス)と宗教』の広告が出た »
Comments