2月4日(金)歌舞伎座第1部は不入りだが役者はがんばっている
今日は朝歌舞伎座へ。第1部を見る。
不入り。3階など2列目までしか客がいない。演目が地味で、そんなに客を呼べる役者ではないので、こうなるのか。あるいは、少し値段が上がったことも影響しているかもしれない。
真山青果の「御浜御殿」は、殿様と助右衛門のやり取りがすべて。松緑はセリフが明瞭でとても聞きやすいが、梅玉はそれに対抗するだけの声量がない。今、この芝居を見ると、大義というものを体現することの難しさを感じる。今の世の中とは相当に開きがあるが、それを埋めようがない。
昼は、食堂でいただく。
めでたい焼きがついためでたい焼き膳。はじめて。
最後は「石橋」。鷹之資がやはり素晴らしい。考えてみると、今から16年前の初お目見えがこの演目。父、富十郎にだかれて2歳が見栄を切ったのを覚えている。そのとき、後見をつとめていたのが、錦之助。
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