4月7日(木)4月大歌舞伎第2部と第3部を見る
昨日は歌舞伎座の第2部と第3部を見た。
筋書きで幸四郎が語っていたが、第2部の「荒川の佐吉」は上演時間がいつもより短い。そのせいだろう、何かしっくりしないところがある。省略されている重要な箇所があるのではなかろうか。第2部では、舞踊がつくが、これは何かよく分からないもの。どうせなら、「荒川の佐吉」一本でやってほしかった。
第3部は、仁左衛門玉三郎の「ぢいさんばあさん」。この演目は1月に見たばかり。主演の二人、37年間離れ離れになっていたとあるわけで、実年齢としては60歳代前半ではないか。その点で、それを演じた二人よりも若い。しかし、役の方がずっと老けて見える。あるいは老けて見えるようにしているともいえる。仁左衛門玉三郎には手なればもので、そこが、1月の勘九郎菊之助とは違った。
最後に、「お祭り」。これも散々見てきた演目だが、玉三郎の最近の踊りは、からだが動かなくなったせいで、面白みがまるでない。これだったら、福之助と歌之助の兄弟で「三社祭」を踊ってもらった方がいいくらいだ。
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